2026年1月21日、れいわ新選組の山本太郎代表(51歳)が、党の公式YouTubeチャンネルで参議院議員の辞職を表明しました。辞職は同日付けで、理由は健康問題です。具体的に、「多発性骨髄腫、血液のがん、その一歩手前にいます」と本人が説明しています。 0 これは衆議院選挙への出馬を目的としたものではなく、命を守るための措置としており、無期限の活動休止に入ると述べています。山本氏は動画内で、「ここから先に進行しない、させないことを最大のテーマに今生きなければ命を失いかねない」と語り、支援者やボランティアへの謝罪を繰り返しました。 3
背景として、昨年秋に受けた人間ドックで血液検査に異常が見つかり、再検査で3項目のうち1つが問題ありと判明。骨髄液を採取した結果、多発性骨髄腫の前段階であることがわかったそうです。 3 党代表の肩書は維持しますが、実務は共同代表らに委ねる形となります。 46 この発表は、党の公式チャンネルで「山本太郎に関する重要なお知らせ」と題した動画として公開され、即座にメディアで報じられました。 0
山本太郎氏は元俳優で、2013年に参議院議員として初当選。以降、反原発や貧困対策を掲げ、2019年にれいわ新選組を設立しました。党は少数野党ながら、消費税廃止や社会保障強化を主張し、支持者を集めてきました。山本氏は党の顔として、街頭演説や被災地支援などで積極的に活動してきましたが、最近の様子から体調不良が指摘されていました。過去にも2024年10月の衆院選公示日に緊急入院(即日退院)した経歴があり、体を酷使してきた側面がうかがえます。 13 11
健康問題の「多発性骨髄腫」とは、血液細胞の一つである形質細胞ががん化する疾患で、骨髄内で異常増殖します。これにより、役立たずの抗体(Mタンパク)が過剰に産生され、貧血、骨痛、腎障害、高カルシウム血症などの症状を引き起こします。日本では人口10万人あたり約6人が発症し、高齢者に多く、原因は不明ですが遺伝子異常や放射線曝露が関連するとされています。 20 21 山本氏の場合、「一歩手前」と表現されているため、無症候性多発性骨髄腫やMGUS(意義不明のモノクローナルガモパチー)段階で、進行リスクを防ぐための早期対応だと考えられます。この段階では症状がなく、健康診断で発見されることが多いです。 20
この辞職は、れいわ新選組にとって大きな打撃です。山本氏は党の象徴的な存在で、支持者の多くが彼のカリスマ性に依拠しています。X(旧Twitter)での反応を見ると、支持者からは「ゆっくり休んで復帰を待つ」「体を張りすぎた結果か」との声が多く、回復を祈る投稿が目立ちます。 25 28 一方、批判的な意見も散見され、過去の党内問題(例: 議員の公認争いやHPVワクチン関連の発言)を指摘するものもあります。 18 14
政治的に分析すると、衆院選を控えたタイミングでの辞職は、党の選挙戦略に影響を与えます。参議院での議席喪失により、野党の結束が弱まる可能性があり、補欠選挙が発生するでしょう。れいわ新選組はこれまで山本氏中心の運営だったため、共同代表(例: 大石あきこ氏ら)のリーダーシップが試されます。党の支持基盤は熱心ですが、組織力が弱いため、資金調達や候補者集めが課題になるかもしれません。 30 また、健康問題の公表は同情を呼ぶ一方で、党のイメージを「不安定」と見なす声も出ています。 42
山本氏の復帰については「いつ最前線に帰ってこられるかはわからない」と本人が述べている通り、不透明です。多発性骨髄腫の治療は化学療法、ステロイド、免疫調整薬、幹細胞移植などが主流で、早期発見なら5年生存率は50-70%程度と改善傾向にありますが、進行次第で命に関わります。 22 23 無期限休止中は治療に専念し、党運営は他のメンバーが担うため、れいわ新選組は山本氏抜きでの自立が鍵となります。衆院選では比例票の減少が予想され、党の存続自体が問われる可能性もありますが、支持者の結束が強まれば逆風をチャンスに変えられるかもしれません。 45 全体として、日本政治の多様性が失われないよう、党の再構築が注目されます。