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ウィキリークスのアサンジ逮捕!経歴とアメリカロシアの対応は?

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4月11日、ウィキリークスの同創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(47)が、ロンドンのエクアドル大使館で逮捕されるというニュースが流れました。
これはビッグニュースです。
ウィキリークスのアサンジ逮捕!経歴と今後アメリカの対応は?ロシアの対応は?これらについてまとめました。

ウィキリークスのアサンジ逮捕!

ロンドン警視庁は11日午前、内部告発サイト「ウィキリークス」の共同創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(47)を、ロンドンのエクアドル大使館で逮捕した。

ロンドン警視庁によると、アサンジ容疑者は、2012年に発布された令状について定められていた裁判所への出頭を怠った件で拘束を怠ったため、逮捕に踏み切りました。アサンジ容疑者は2012年6月、性的暴行事件をめぐりスウェーデンへの身柄引き渡しを避けるために保釈中にエクアドル大使館に逃げ込んで、今日まで大使館内で籠城していました。

アサンジ容疑者は現在、ロンドン市中心部の警察署で拘束されているとのことです。
この後、保釈条件違反容疑で、最大12ヶ月の禁固刑の可能性があるとのことです。

エクアドル大使館に逃げ込んだあとは、同国に亡命を申請しました。2012年8月以来の動向ということになります。

ちなみに、スウェーデンでの疑惑については、アサンジ容疑者は無実を主張しております。スウェーデン検察はエクアドル大使館内に籠城する彼の事情聴取が事実上不可能なため、2015年に性的暴行と強要容疑の訴追手続きを打ち切っていますが、強姦容疑は継続しているとのことです。

今回の動きは、エクアドルのレニン・モレノ大統領は、アサンジ容疑者が国際条約に繰り返し違反し、諸外国の内政に干渉したことに対して、「アサンジ氏の行状について、我々として限界に達した」と、保護中止を発表したことで起こりました。

一方、ウィキリークスはツイッターで、エクアドルが「国際法に違反して」アサンジ容疑者の政治亡命に関わる保護を打ち切ったと主張しています。

出典
https://www.bbc.com/japanese/47890260
https://www.cnn.co.jp/world/35135649.html

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ウィキリークスのアサンジ逮捕!経歴について

ジュリアン・アサンジ氏は、1971年7月3日生まれの、オーストラリア人、現在47歳。最終学歴はメルボルン大学中退
その後、プログラマとして活動、2006年に内部告発サイト「ウィキリークス」の共同創始者になりました。
ウィキリークスは、ケニアで起きた虐殺に関する秘密情報をリークしたことで有名になりました。そして、2009年にアムネスティ・インターナショナル国際メディア賞を受賞しました。
一方、米国のイラクやアフガニスタンでの戦争に関する公文書などを大量に公開してきた実績もがあります。
有名なのが、2010年のアメリカ外交公電を流出させた件です。
約1年で25万通の秘密文書をネットで一般公開しました
この後、彼は2012年にスウェーデンでの性的暴行容疑でロンドンで逮捕されました。その後の経緯は上記の通りです。

ウィキリークスのアサンジ逮捕での今後アメリカの対応は?

英政府の判断次第では、今後、逮捕状が出たスウェーデン、もしくは米国に身柄が引き渡される可能性もあるとの事です。
ちなみに、米国での訴追容疑としては米政府情報網への侵入共謀の罪状となりそうです。この場合、有罪なら最大5年禁固刑とのことです。

アサンジ氏は米国の戦争犯罪を暴露した英雄とも言われておりますが、一方、結果的にロシアの戦争犯罪を隠蔽する側に立ったことになります。

トランプ大統領の今後の対応が注目されます。

ウィキリークスのアサンジ逮捕でのロシアの対応は?

アサンジ氏が英警察に逮捕された直後に、ロシアのプーチン露大統領のペスコフ報道官は記者団に「アサンジ氏の人権の遵守を望みます」とコメントしました。
さらに、ロシア外務省ザハロワ広報官は「民主主義の手によって自由の喉を絞めている」と非難声明を出しました。

まとめ

ウィキリークスのアサンジ逮捕!経歴と今後アメリカの対応は?についてまとめました。
今後のトランプ大統領の対応、そしてアサンジ氏の身柄がどうなるのかが一番興味がありますね。

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