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新型コロナウイルスと中国問題でトランプ大統領WHOに最後通告、テドロス事務局長は新基金発表

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新型コロナウイルス、世界中で猛威をふるっております。
国際機関の動きが非難されていますが、ここで、その世界保健機関WHOへのアメリカのトランプ大統領の通告と、とテドロス事務局長の動きについてまとめました。

新型コロナウイルスと中国問題でトランプ大統領の対応、WHOに最後通告 

トランプ大統領はこのように、一貫してWHOの新型コロナウイルス対策を批判しております。そして、5月18日夜、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長に書簡を送り、資金を恒久的に引き上げると通告しました。米政府によるのWHOへの資金拠出は世界最大で、2019年は4億ドル以上とWHO予算の約15%を占めております。

書簡の中でトランプ氏は30日間の期限を設け、その間にWHOに「本質的な改善」がみられなければ、何百万人もの命を危険にさらすことになり、アメリカは脱退すると警告を発しました。

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WHOの新しい基金、アメリカへの対応ではないとテドロス事務局長

2020年5月27日、テドロス事務局長は新たに「WHO基金」の設立を発表しました。これは、これまでのアメリカの主張や動きとは「関係なし」と主張しております。
世界保健機関(WHO、本部・ジュネーブ)は27日、個人や各種団体、企業からの寄付を受け付ける「WHO基金」の設立を発表した。同基金への寄付金は新型コロナウイルスなどの感染症の予防を支援するために、WHOの裁量で自由に活用できる見通しです。

WHOのテドロス事務局長は27日、ジュネーブでの記者会見で、「(大半の予算の使途がすでに決まっていることは)WHOの成功を脅かす最大の脅威の一つになる」と指摘。感染症の予防を支援するWHOの使命を果たすためには、より柔軟な資金調達が必要との考えを示しました。

その背景としては、WHO予算の約80%は加盟国などが拠出する「任意拠出金」で占められており、任意拠出金はワクチン接種などの特定の事業ごとに割り当てられ、WHOの裁量で使える額は限られています。
WHO基金は、新型コロナの予防に向けた発展途上国の生活環境の改善などの幅広い支援のほか、新たな感染症が流行した場合の対策に活用されるとみられています。

基金は法的にはWHOから独立した組織で、元スイス保健庁長官ゼルトナー氏が理事長を務める。公式ウェブサイト(https://www.whofoundationproject.org)から寄付が可能です。  

テドロス氏は基金設立は2年以上前から構想されており、WHOを「中国寄りだ」として資金の拠出停止を発表したトランプ米大統領の動きとは「何の関係もない」と強調しました。

 WHOをめぐっては、トランプ氏は5月18日、テドロス氏に書簡を送り、「WHOが向こう30日以内に具体的な改革を果たさない限り、拠出金の一時停止を恒久的に続ける」と警告したことをツイッターで発表。「米国のWHOへの加盟も再考することになる」とし、脱退も視野に入れていると明らかにしている状態です。

    

ref.https://www.sankei.com/world/news/200528/wor2005280009-n1.html

まとめ

WHOが新たな基金を発表しましたが、その経緯をまとめました。
今後に注目しましょう。

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