日本では昨年秋、最新型スバルレガシィアウトバックが発売され、注目を集めております。
今回は、新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点 に関してです。
欧州某国在住のA氏、昨年秋にスバルアウトバックを購入しました。
写真のカラーはシルバーメタリックですが、A氏はクリムゾンレッドメタリックを購入。
A氏の購入した欧州仕様 アウトバック、スペックサイズは日本と同じです。
すなわち
| 寸法・重量・定員 | |||
|---|---|---|---|
| Limited EX | X-BREAK EX | ||
| 全長×全幅×全高(mm) | 4870×1875×1675 | 4870×1875×1670 | |
| 室内長×室内幅×室内高(mm) * 注1 | 1840×1545×1245 | ||
| ホイールベース(mm) | 2745 | ||
| トレッド[前/後](mm) | 1570/1600 | ||
| 最低地上高(mm) * | 213 | ||
| 車両重量(kg) 注2 | 1690〈1710〉 | 1680〈1710〉 | |
| 乗車定員(名) | 5 | ||
| 車両総重量(kg) 注2 | 1965〈1985〉 | 1955〈1985〉 | |
出典 https://scdam.subaru.jp/20210906/20210906130838outback_specifications.pdf?_ga=2.69235412.557224591.1643955108-1769712306.1619161303
このうち、全高が1675mmのサイズです。
ちなみに、日本での販売グレードは、
Limited EX,X-BREAK EX
2.5i ADVENTURE,2.5i LIMITED,2.5i TOURING,2.5i FIELD
の4つとなってます。
まず、2.5L NA というヨーロッパ仕様 アメリカ仕様のエンジンとこの大きな車とのバランスです。
この2.5リッター水平対向4気筒エンジン
・最高出力185馬力/5800rpm・最大トルク239Nm/4400rpm。
となっております。
ちなみに日本仕様
エンジン:1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボ
・最高出力:177馬力/5200rpm-5600rpm・最大トルク:300Nm/1600rpm-3600rpm
となっております。
ここで、新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点をまとめました。
もうどの動画でも触れられている、なぜ日本で2.4Lターボ ウィルダネスを売り出さないのか?という点が一番でしょう。燃費の問題、値段の問題、それによって見込まれる販売台数と投資のバランス、があげられてますが、格としては下になるはずのレヴォーグには2.4Lターボが昨年後半からラインナップされております。
実際に日本のほとんどのシチュエーションで1.8Lターボで問題ないとしても、イメージの問題もあります。せめて2.0Lターボならまだ満足する人も多いところでしょう。
スバル全車種のフラッグシップの格にこだわるのなら、2.5L、前回あった大排気量も無くしたのは良くはないですね。
日本での販売グレードは、Limited EXとX-BREAK EXの二つしかありません。これはスバルはこの車にどれだけ熱を入れているのか?という疑問すら抱かせます。
カタログを見たらわかりますが、色の選択肢があまりありません。9色ですが、結構マイナーな色が含まれています。例えば、普通の赤、普通の青、普通の緑、そしてそれらのメタリック、などがありません。 ※はメーカーオプションカラーの為、有料 (33,000円) です。
| クリスタルブラック・シリカ | |
| クリスタルホワイト・パール ※ | |
| アイスシルバー・メタリック | |
| マグネタイトグレー・メタリック | |
| ブリリアントブロンズ・メタリック | |
| クリムゾンレッド・パール ※ | |
| サファイアブルー・パール | |
| オータムグリーン・メタリック | |
| ストームグレー・メタリック |
よく動画で見る、オータムグリーン・メタリックはちょっとおっさんくさい感じがします。
値段ははります。Limited EX は 4290000円から、そしてX-BREAK EX は 4147000円から、です。買う人を選ぶ車種であることは間違いありません。
そして、「たかが1.8Lターボのエンジンでこの値段はどうよ?」という感想はあるのは仕方ないかもしれません。
もちろん車はエンジン性能だけに価値があるわけではありませんが、イメージの問題です。
レヴォーグのスポーツバージョンに装備されている電子制御ダンパーがレガシィには装備されていません。
この違いがわかるのはほとんどいないかもしれませんが、カタログ上で劣っているのはフラッグシップと言えるか、ということです。
というか、スバルのフラッグシップカー、売れ筋として国内で期待されているのはレヴォーグなのかもしれませんね。
そう、サイズがでかいのです。日本の道路事情、駐車場事情にはあってない地域も多いと思われます。
新型レヴォーグにはメーカーオプション装備されている、後方視界を広げるスマートリヤビューミラーがレガシィには装備されていません。これはフラッグシップカーらしからぬ選択肢の欠落と言えるでしょう。
これらをあえて挙げましたが、基本的にA氏はアウトバック所有で非常に満足しているとのことです。上にあげたいくつかは年次改良で加えられるのではと思われますが、出てみないとわかりません。
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点
をまとめました。
https://okonomijyoho.com/category/カーライフ
[ad01]