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百田尚樹、高須院長と村西監督の話の内容のまとめ 河村たかしへの言及 今後の予想

百田尚樹・高須克弥院長・村西とおる監督の話の内容まとめ2025年11月1日(土)に配信された「百田尚樹チャンネル in 高須クリニック」(YouTube/ニコニコ生放送)では、百田尚樹氏(日本保守党代表)がゲストに高須克弥氏(高須クリニック院長)と村西とおる氏(AV監督)を迎え、主に日本保守党内の河村たかし氏(元共同代表)との確執を振り返る内容が中心となった。番組は約2時間にわたり、ユーモアを交えつつ過去の警告と現在の反省を語る「神回」として話題になった。以下に主な内容をまとめる。1. 全体のテーマと流れ

  • 導入部: 百田氏が高須クリニックを訪れ、軽いトークからスタート。高須氏の闘病エピソード(全身がん克服の秘訣として「前向きな気持ち」を強調)や村西氏のAV業界エピソードで場を温める。
  • 本題: 河村たかし氏との確執の振り返り: 2年前(2023年)の日本保守党結党時、河村氏を共同代表に迎えた経緯を再確認。百田氏は「河村氏の減税実績に期待した」と振り返るが、高須氏と村西氏の「事前警告」が焦点に。
    • 高須氏: 「河村は必ず裏切る。歴史は繰り返す」と断言。過去の愛知県知事リコール運動(2015年頃)で河村氏と共闘したが、署名不正疑惑で決裂し絶縁宣言を出した経験を詳細に語る。高須氏は「河村は実務派に見えて、結局自分の利益優先」と批判。
    • 村西氏: 「河村のような政治屋は信用できない。義理人情を無視するタイプ」と指摘。AV業界の「裏切りエピソード」を例に、河村氏の「二枚舌」を比喩的に風刺。
  • 百田氏の反省: 「先輩たちの忠告を無視した私が悪い。河村とのペットボトル事件(2025年6月、党内で百田氏が河村氏にペットボトルを投げつけたとされる騒動)は、溜まった不信の爆発だった」と自省。党運営の「党勢拡大 vs. 理念優先」の対立を明かし、「夜明け前は一番暗い」という河村氏の言葉を皮肉る。
  • ユーモアパート: 高須氏の「全身がんでもギャンブルで勝つ話」や村西氏の「監督業の失敗談」で笑いを誘う。百田氏が「最近じわじわわかってきた(警告の意味)」と自虐的に締めくくり、視聴者から「神回」との声多数。

番組は河村氏批判がメインだが、百田氏の「これからは忠告を聞く」との決意表明でポジティブに終わり、日本保守党の「再生」を示唆した。2. 河村たかしへの言及番組全体で河村氏への言及が8割を占め、以下のような具体的な指摘がなされた。主に「裏切り者」として位置づけられ、過去の共闘から現在の離党騒動までを時系列で振り返る。

  • 過去の警告と決裂の背景:
    • 高須氏: 2023年10月の党結党時、百田氏に「河村はリコールで私を裏切った。絶対に関わるな」とX(旧Twitter)で警告。リコール署名で河村氏側が不正を疑われ、高須氏が「絶交宣言」を出したエピソードを詳細に。高須氏は「河村は利用するだけ。名古屋城再建のような地元優先で、国政を食い物にする」と非難。
    • 村西氏: 「河村は『減税日本』の看板で保守を騙るが、実際は左派寄り。百田さんを共同代表に引き込んだのは、自身の衆院選出馬のため」と分析。河村氏の「夜明け前は一番暗い」という発言を「逃げの言葉」と嘲笑。
  • 最近の事件の言及:
    • ペットボトル事件(2025年6月): 百田氏が「河村の党運営批判にカッとなって投げつけた」と認めるが、「脅迫・強要ではない」と反論。河村氏の刑事告訴(2025年10月、威力業務妨害・脅迫罪)を「パフォーマンス」と一蹴。
    • 離党騒動(2025年9-10月): 河村氏の離党届提出と竹上裕子氏(元党員)との会派結成を「分党の茶番」と批判。党の「特別友党関係解消」(減税日本との提携終了)を招いた責任を河村氏に帰す。
  • 全体のトーン: 3人とも「義理人情の欠如」を最大の欠点として挙げ、百田氏は「河村氏の減税政策は評価したが、人間性が伴わなかった」と総括。高須氏と村西氏は「百田さんは被害者。次はもっと慎重に」と励ます。
言及者主な指摘具体例
高須克弥裏切り癖が激しく、利用価値がなくなると捨てるリコール決裂(2015年)、党結党時の警告(2023年)
村西とおる政治屋の二枚舌、保守を食い物にする減税日本の「左派寄り」実態、離党後の「旅が始まる」発言
百田尚樹党運営の対立(拡大 vs. 理念)が原因だが、忠告無視は自業自得ペットボトル事件、刑事告訴(2025年10月)

3. 今後の予想番組では河村氏離党後の日本保守党の展望を議論。3人の意見を基に、以下のように予想される。

  • 日本保守党の方向性:
    • 百田氏: 「河村抜きで純粋保守に回帰。次期衆院選(2025年秋以降)で単独10議席以上を目指す。忠告を活かし、外部アドバイザー(高須・村西ら)を増やす」。党内の「すきま風」を修復し、竹上氏離党のような連鎖を防ぐ方針。
    • 高須氏: 「党は強くなる。河村は名古屋地盤で細々やるが、国政では孤立。減税日本は解体寸前で、特別友党解消は正解」。自身の闘病経験から「前向きさが鍵。百田さんは勝てる」と激励。
    • 村西氏: 「河村は『汚れた羊』として保守界隈から孤立。百田さんはエンタメ要素を活かした街頭演説で若者層を獲得。2026年参院選でブレイクの可能性大」。
  • 河村たかし氏の去就:
    • 3人とも「減税日本再建か無所属で細々。刑事告訴の行方は不起訴で終わるが、イメージダウンで愛知1区再選は厳しい」と予測。河村氏の「旅がまた始まる」会見(2025年10月)を「逃避」と見なし、新党結成の可能性を低く評価。
  • 全体の影響:
    • 保守分裂の象徴的事件として、メディアで「保守党再生の転機」と報じられる可能性。X上では支持者分裂が続くが、番組視聴者(推定10万人超)は百田氏寄りで、党員増加の兆し。長期的に、自民党離れの受け皿として党勢拡大のチャンスと見込まれる。
katchan17