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2025 新語・流行語大賞』ノミネート語30発表 30語 説明も掲載 ニュース解説と予想

2025年 新語・流行語大賞 ノミネート30語発表

2025年11月5日、現代用語の基礎知識選「T&D保険グループ新語・流行語大賞」(旧ユーキャン)のノミネート30語が発表されました。この賞は、自由国民社が発行する同名の書籍に基づき、読者アンケートや編集部の選考で今年の世相を反映した言葉を選出。国際情勢(ウクライナ情勢の長期化、中東紛争、気候変動関連)、国内社会(政治スキャンダル、災害復興、AI・デジタル化の加速)、エンタメ(お笑い・アイドルブーム、スポーツの新時代)などが色濃く表れています。X(旧Twitter)上では、「長袖をください」のようなお笑いネタが話題沸騰し、M!LKの「ビジュイイじゃん」推しが目立ちます。一方、「エッホエッホ」などの一部は「古く感じる」との声も。

以下に、30語をカテゴリ別にまとめ、簡単な説明を付けました(公式発表に基づく)。これらは12月1日のトップ10・年間大賞選考の候補です。

政治・社会情勢関連(国際・国内の厳しい現実を反映)

  1. 令和の米騒動 – 2025年のコメ価格高騰と品薄が引き起こした社会問題。気候変動と輸入依存の象徴として、SNSで拡散。
  2. 裏金問題2.0 – 政治資金スキャンダルの再燃。2024年の延長線上で、野党の追及が続き、選挙に影響。
  3. 初老ジャパン – 高齢化社会の進行を指す造語。65歳以上の「初老」層が増加し、年金・医療負担の議論を呼ぶ。
  4. 気候難民 – 異常気象による国内避難民の増加。台風・洪水被害が過去最多を更新。
  5. AI失業潮 – 生成AIの普及で生じた大量失業。労働市場の変革を象徴。

スポーツ・エンタメ関連(ブレイクと感動の年)

  1. 50-50ホームラン – 大谷翔平のMLB新記録(50本塁打・50盗塁)。日米で「二刀流2.0」の象徴。
  2. ブレイキン日本 – パリ五輪ブレイキン種目での日本勢メダルラッシュ。ストリートダンスの文化浸透。
  3. 長袖をください – TBS「水曜日のダウンタウン」名探偵津田の名シーン。沖縄ロケが東北に変わり、寒さで叫んだセリフがミーム化。
  4. ビジュイイじゃん – M!LKの楽曲「イイじゃん」から。SNS総再生25億超のキャッチフレーズで、若者ファッションのトレンド。
  5. エッホエッホ – バラエティ番組の流行ネタ。労働現場の擬音が、過労社会の風刺に。
  6. チョコミントよりもあ・な・た – アイドルソングの歌詞フレーズ。恋愛ポップの新定番。
  7. 名探偵津田 – 上記「長袖」のコーナー全体。ダイアン津田の推理芸が社会現象。
  8. 侍リベンジ – 日本代表サッカーのアジア杯復活劇。2024年の敗北からの巻き返し。

経済・生活関連(インフレとデジタルシフト)

  1. 新紙幣ショック – 2025年発行の新1万円札(渋沢栄一デザイン)の混乱。偽造防止技術が話題。
  2. 麻辣湯ブーム – 中華辛味噌スープの全国流行。エスニック食の定着。
  3. ミャクミャク – 大阪万博公式マスコット。奇抜デザインが賛否両論、グッズ売上爆発。
  4. ペッパーミル・パフォーマンス – 野球中日のパフォーマー。試合エンタメの新風。
  5. 声出し応援復活 – コロナ後初の球場満員。スポーツ観戦文化の回帰。

その他(文化・災害・ネットミーム)

  1. ほいたらね – 高知方言の「もういいよ」。NHKアナの語りで全国区に。
  2. 猫ミーム – SNS動物動画の爆発。メンタルヘルス癒しの象徴。
  3. ふてほど – ドラマ「不適切にもほどがある!」のキーワード。2024からの継続ブーム。
  4. アザラシ幼稚園 – 動物保護施設の癒し動画。子育て世代のストレス解消ツール。
  5. スイカゲーム – YouTubeのバズ動画シリーズ。子供向けエンタメの新潮流。
  6. もうええでしょう – 関西弁の諦めフレーズ。日常会話で多用。
  7. 不適切にもほどがある – 上記ドラマタイトル。社会風刺コメディのヒット。
  8. 地面師たち – 詐欺事件ドキュメンタリー。犯罪エンタメの台頭。
  9. 憧れるのをやめた – 自己肯定感ブームの書籍・フレーズ。若者のメンタルシフト。
  10. リアル二刀流 – 大谷以外のアスリート(例: 陸上選手)の多競技挑戦。
  11. うっせぇわ – Adoの楽曲リバイバル。反抗心の世代共感。
  12. 総理になる覚悟はある – 政治家の発言ミーム。リーダーシップ論争の火種。

ニュース解説

このノミネートは、2025年の「回復と不安の狭間」を映しています。国際的には、中東・ウクライナの紛争長期化が「気候難民」などの言葉を生み、国内では能登半島地震の復興遅れやコメ騒動が生活苦を象徴。一方、ポジティブに大谷の活躍やエンタメブーム(M!LK、ダイアン)が若者層を活性化。Xの反応では、お笑い系(「長袖をください」)がエンタメとして楽しまれ、M!LKファンから「ビジュイイじゃん」の大賞予想が相次いでいます。全体として、2024年の「不適切」トレンドが続き、社会批判的な言葉が半数以上を占め、選考委員(7名)の視点で「風刺の年」となりそう。書籍『現代用語の基礎知識2025』では、これらを詳細解説しており、幅広い分野のトレンドを網羅。

今後の予想

  • トップ10入り確実: 「長袖をください」(お笑いミームの即効性高く、Xで爆笑拡散)、「ビジュイイじゃん」(再生数実績で若者票独占)、「50-50ホームラン」(大谷人気の継続)。
  • 年間大賞候補: 「令和の米騒動」(社会影響大、食糧危機の象徴)。次点で「AI失業潮」(未来志向の議論喚起)。エンタメなら「エッホエッホ」がサプライズ。
  • 全体傾向: 選考は中立性を重視するが、過去のように政治色強い言葉(裏金問題)が批判を招く可能性。X予想ハッシュタグ(#TD保険グループ新語・流行語大賞予想2025)では、M!LK推しが優勢。12月1日の発表で、授賞式(12月上旬)に向けSNSバトルが熱くなりそう。あなたの大賞予想は?
katchan17