南野拓実選手の左膝前十字靭帯(ACL)断裂は、サッカー選手にとって非常に重い怪我です。一般的に手術・リハビリで8〜12ヶ月かかり、2026年W杯(6月開幕)への復帰は厳しい状況ですが、過去に似た負傷から復活したり、W杯を欠場した有名選手は多くいます。以下に主な事例を挙げます。
W杯直前・直後にACL断裂で大会を欠場した選手
- ロベール・ピレス(フランス代表、アーセナル):2002年3月にACL断裂。2001-02シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献したが、怪我で2002年日韓W杯を欠場(フランスはグループステージ敗退)。
- ラダメル・ファルカオ(コロンビア代表、モナコ):2014年1月にACL断裂。2014年ブラジルW杯を欠場。当時絶頂期だっただけに大きな打撃。
- ティボ・クルトワ(ベルギー代表、レアル・マドリード):2023年にACL断裂でシーズン絶望。W杯ではないが、似たタイミングの重傷。
ACL断裂から驚異的な復帰を果たした選手
- アラン・シアラー(イングランド代表、ブラックバーン/ニューカッスル):1992年にACL断裂。翌シーズンに31ゴールでプレミア得点王&選手会MVP受賞。通算260ゴールのプレミア歴代最多得点者。
- シャビ・エルナンデス(スペイン代表、バルセロナ):2005-06シーズンにACL断裂で4ヶ月離脱。2006年ドイツW杯直前復帰し、CL決勝ベンチ入り&W杯メンバー入り。後に複数タイトル獲得。
- ルート・ファン・ニステルローイ(オランダ代表、マンチェスター・U):2000年にACL断裂。復帰後150ゴール以上挙げ、プレミアやラ・リーガ制覇。
- ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表、マンチェスター・U):2017年(35歳時)にACL断裂。復帰後ミランでセリエA優勝に貢献。高齢での回復例として有名。
日本人選手の事例
- 宮市亮(横浜F・マリノスなど):複数回(左右両膝含め3度以上)ACL断裂。引退を考えたが復帰し、J1優勝に貢献。
- 小野伸二(元日本代表):過去にACL損傷を経験し、長期離脱から復帰。
医療の進歩で復帰率は高く、多くの選手が以前と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮しています。南野選手も30歳とまだ若く、モナコのサポート体制も整っているので、奇跡的な回復を祈るばかりです。まずは手術とリハビリに集中して、一日も早い復帰を願っています! 🇯🇵
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