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原口一博議員の新党「ゆうこく連合」立ち上げ会見の詳細2026年1月20日

原口一博議員の新党「ゆうこく連合」立ち上げ会見の詳細2026年1月20日午後、立憲民主党(以下、立民)の原口一博衆院議員(66歳、佐賀1区、当選10回)が国会内で記者会見を開き、立民と公明党の新党「中道改革連合」に参加せず、自身が2025年5月に設立した政治団体「ゆうこく連合政治協会」を政党化すると正式に発表しました。この会見は、1月23日の衆院解散、1月27日公示・2月8日投開票予定の衆院選を控えたタイミングで行われ、立民からの離党を事実上宣言。会見はYouTubeなどで生中継され、注目を集めました。 会見の経緯と内容

  • 背景: 立民の衆院議員148人のうち144人が中道改革連合に参加(1月20日、安住淳幹事長発表)。原口氏は1月18日の立民佐賀県連常任幹事会で不参加を表明し、「立憲の魂は決して死なず」と強調。政治団体「ゆうこく連合」を政党化して衆院選に臨む意向を示していました。
  • 参加者と規模: 会見には原口氏のほか、吉野敏明(歯科医、反ワクチン活動家)、林千勝(歴史研究者)、石田和靖(YouTubeチャンネル「越境3.0」運営)、水島総(チャンネル桜代表)、石濱哲信(政治活動家)らが同席。所属議員は原口氏と末松義規衆院議員(東京19区)の2人だけ(末松氏はケガで欠席)。「たった2人のスタート」と自認し、政党要件(5人以上)の達成を目指すと宣言。
  • 発言のポイント:
    • 中道改革連合を「暴挙」「党の自爆」「有権者への裏切り」と痛烈批判。「解散カードにおびえて禁じ手を取った」と立民執行部を非難。
    • 「ゆうこく連合」の理念: 「日本独立、日本再興、日本救世」。反ワクチン、陰謀論的な主張(例: トランプ支持、グローバル主義批判)が基調。
    • 衆院選への意気込み: 「この選挙、負けない」「走って走って走りまくりたい」。当初30人で立ち上げ予定だったが、野田佳彦代表らに「剥がされた」と主張。
    • 党内孤立を否定: 「本当の意味で独立した」と強調。末松氏の参加を強調したが、一部報道で末松氏の参加は原口氏の勘違いとの指摘あり(中道改革連合参加の可能性)。
  • 質疑応答: 記者から規模の小ささや政策の具体性を問われ、原口氏は「生き死にの戦い」「みんなやられる覚悟」と強調。会見は緊張感があり、約1時間半に及んだ。

分析

  • 政治的背景と意義: 原口氏は民主党時代から中枢を担ったベテラン(元総務相)だが、近年は陰謀論寄りの発言(反ワクチン、グローバル主義批判)で知られ、立民内で孤立傾向。立民の公明合流はリベラル層の離反を招き、原口氏の離党は野党再編の象徴。参加者の顔ぶれから、「反ワク・陰謀論・排外主義のオールスター」との評価がX上で広がり、参政党と似た「ネットDE真実」路線。 この新党は立民の「左派分断」を加速させるが、規模が小さいため主流派への影響は限定的。原口氏の「30人剥がされた」主張は、野田代表ら執行部の統制力を示唆し、党内対立の深さを露呈。
  • 社会的影響: Xでは「反ワク陰謀論界隈のお腹いっぱい」「オールスター感謝祭」と揶揄。支持層はネットの陰謀論者中心で、保守・右派票の分散を招く可能性。衆院選で高市政権(支持率60-70%)に対抗する野党の足を引っ張るリスクあり。一方、原口氏の「独立」主張は、民主党系保守派の再結集を狙った戦略と見られる。
  • 弱点: 政党化未達(現在2人)で比例名簿作成が難航。政策の曖昧さ(具体策不足)と、参加者の極端な主張が一般有権者の支持を遠ざける。立民からの離脱で組織力・資金面の苦戦必至。

今後の予想解説

  • 短期(衆院選まで): 政党要件達成のため、追加合流を急ぐ。河村たかし(元名古屋市長)らの名前がXで挙がるが、実現性は低い。佐賀1区で無所属または新党から出馬し、比例復活を狙うが、立民票の分散で落選リスク大。試算では新党の議席は0-2程度(比例中心)。会見の勢いを活かし、YouTubeやSNSで支持拡大を図るが、陰謀論色が強すぎて逆効果の可能性。
  • 長期(選挙後): 当選すれば国会で独自路線を展開し、保守再編の触媒に。落選なら政治的影響力低下。参政党(支持率3-8%)との競合で、陰謀論票の分裂を招き、両党の議席減を誘発か。高市政権の安定が続けば、新党の存続は厳しく、解散や他党吸収のシナリオも。楽観的には5人達成で比例1-2議席、悲観的には0議席で泡沫化。 全体として、野党の多党化を象徴する動きだが、政権交代への寄与は限定的。Xなどの議論がさらに活発化し、衆院選の行方を左右するだろう。
katchan17