現代自動車は世界の自動車産業のパラダイムが「エコカー」中心に変化しているため、日本市場でも競争力を持てると判断した。日本の完成車メーカーが電気自動車の開発に消極的であることも影響を与えたという。
日本政府は今年1月、脱炭素政策の一環として2035年から新車販売は電動車のみとする方針を発表した。これも現代自動車が「今が適期」と判断した理由の1つで、「環境への関心が高まっている日本の消費者を攻略できる」と考えているという。
現代自動車関係者は「日本進出は世界の自動車産業の変化と未来を考えて長期的観点から慎重に検討している」とし、「進出する時期や車種などの細かい内容はまだ確定していない」と説明したという。
現代自動車グループが、欧州主要国であるドイツと英国で大きく躍進している。「アイオニック(IONIQ)5」、「ニロ(Niro)」など、EV(電気自動車)を前面に出してエコカー企業としての地位を強化していると思われる。
10月19日、ドイツ自動車工業協会(VDIK)によると、現代自動車と起亜は今年1〜9月にドイツで12万9257台を販売したが、これは昨年同期比で8.7%増加した。現代が7万9773台、起亜が4万9484台を販売した。今年ドイツの自動車販売が1.2%減少している中、現代・起亜の販売はむしろ増加し、ドイツ国内現代車グループのシェアは前年同期比0.58%ポイント上昇の6.4%を記録した。