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新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車11ヶ月雑感 スバルリコール問題、国内仕様 1.8Lターボ とアメリカウィルダネス2.4L ターボ

日本では昨年秋、最新型スバルレガシィアウトバックが発売され、注目を集めております。

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車11ヶ月雑感 スバルリコール問題、国内仕様 1.8Lターボ 2.4L ターボについて報告します。

欧州某国在住のA氏、昨年秋にスバルアウトバックを購入しました。

写真のカラーはシルバーメタリックですが、A氏はクリムゾンレッドメタリックを購入。

新型スバル レガシィ アウトバック

欧州仕様 サイズ

A氏の購入した欧州仕様 アウトバック、スペックサイズは日本と同じです。

すなわち

寸法・重量・定員
Limited EX X-BREAK EX
全長×全幅×全高(mm) 4870×1875×1675 4870×1875×1670
室内長×室内幅×室内高(mm) 注1 1840×1545×1245
ホイールベース(mm) 2745
トレッド[前/後](mm) 1570/1600
最低地上高(mm) 213
車両重量(kg) 注2 1690〈1710〉 1680〈1710〉
乗車定員(名) 5
車両総重量(kg) 注2 1965〈1985〉 1955〈1985〉

出典 https://scdam.subaru.jp/20210906/20210906130838outback_specifications.pdf?_ga=2.69235412.557224591.1643955108-1769712306.1619161303

このうち、全高が1675mmのサイズです。

日本での販売グレードは、

Limited EX,X-BREAK EX

の二つですが、海外欧州では

2.5i ADVENTURE,2.5i  LIMITED,2.5i TOURING,2.5i FIELD

の4つとなってます。

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車11ヶ月雑感

11ヶ月経過、走行距離は4600キロ程度とのことです。

A氏によると、秋冬春、と駆け抜け今夏の真っ只中、アウトバックを購入したことに関しては大きな満足しかない、とのことです。

ただ、そのスペックを最大限活用しているとも言い難いとのこと。

この春、東欧の国際情勢がガソリン価格を跳ね上げた欧州、それも理由か、ドライブは必要な時だけという形となったこともその理由です。ドライビングモードはもちろん、経済燃費最優先。不必要なアクセルの踏み込みも極力自重。

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車11ヶ月 良かった点

よかった点はまず

かっこいいスタイル

スタイルには満足しています。シャア専用ゲルググ、もしくは赤いガンダム、というマッチョ系イメージです。まあマツダ6の流れるようなスタイリングと比べるとどっちがいいかというと違う魅力があってあっちにも心惹かれるそうですが

しっかりとしたハンドリングと走行性能

車の剛性の高さがわかります。高速を走っていても雪道を走っていてもほぼ安定していて、これがこのクラスでは最高級なのではと思わせます。低速でも取り回しは難しくなく、トルクはどの回転数からでも問題なく出ます。

そして、安全への配慮、

ファイブスター大賞ダントツという評価、そしてアイサイトのドライブへの介入。高速道路でのイージードライブ。これは寿命を伸ばしたように思います。

バックでの車庫入れもでかいけど問題ないです。

積載スペース

これはすごいです。シートを倒せば文字通りなんでも詰めます。

もっと乗りたいしキャンプとかも行きたいと思わせるまさにイメージ通りのワゴンが手に入ったという喜びをA氏は語っております。

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧米欧州仕様 走りのスペック

まず、2.5L NA というヨーロッパ仕様は、アメリカ仕様のエンジン

この2.5リッター水平対向4気筒エンジン

・最高出力185馬力/5800rpm・最大トルク239Nm/4400rpm。

となっております。

ちなみに日本仕様

エンジン:1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボ

・最高出力:177馬力/5200rpm-5600rpm・最大トルク:300Nm/1600rpm-3600rpm

となっております。

ちなみに欧州ではアウトバックウィルダネスは発売されておらず、話題の2.4Lターボは手に入りませんでした。

では、売ってたら買ってたのかどうか?これは値段との相談となったでしょう。

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点への雑感

ここで、新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点を考えてみましょう。

スバルリコールおおすぎでは?

あえて列挙しませんが、スバル、リコールでかなりのニュースが見られます。こちらではエンジンの電子制御の調整で一度リコールはありました。ただ、レヴォーグが日本の高速でストップしてそれ以降の話題はずっとフォローしておりました。

安全性ではファイブスター大賞を取ったといういいニュースもあり、信頼しているだけに、これからもスバル頑張って欲しいところです。

スバル レガシィ アウトバック グレード選択肢の狭さ

日本での販売グレードは、Limited EXとX-BREAK EXの二つしかありません。これはスバルはこの車にどれだけ熱を入れているのか?という疑問すら抱かせます。

ていうか、フラッグシップはレヴォーグ、人気車種はフォレスター。スポーツワゴンが欲しい人にはアウトバックでは選択肢なし、という現実が全てでしょう。

結局、どういうことか、というと

スバル レガシィ アウトバック サイズが大きい

そう、サイズがでかいのです。日本の道路事情、駐車場事情にはあってない地域も多いと思われます。

欧州の道はアメリカほどデカくなく、さらに駐車場も実は狭い。これまでに擦られたりドアチョップ受けたりとA氏も苦労しているとのことです。

スバル レガシィ アウトバック カラー選択肢の狭さ

カタログを見たらわかりますが、色の選択肢があまりありません。9色ですが、結構マイナーな色が含まれています。例えば、普通の赤、普通の青、普通の緑、そしてそれらのメタリック、などがありません。 ※はメーカーオプションカラーの為、有料 (33,000円) です。

クリスタルブラック・シリカ
クリスタルホワイト・パール ※
アイスシルバー・メタリック
マグネタイトグレー・メタリック
ブリリアントブロンズ・メタリック
クリムゾンレッド・パール ※
サファイアブルー・パール
オータムグリーン・メタリック
ストームグレー・メタリック

よく動画で見る、オータムグリーン・メタリックはちょっとおっさんくさい感じがします。

クリムゾンレッド・パールを気に入っているA氏ですが、本音は、マツダのより鮮やかな赤の方が好みとのこと。まあ微妙な違いなんですが。

スバル レガシィ アウトバック 値段

値段ははります。これは日本でも欧州でもアメリカでも同様。Limited EX は 4290000円から、そしてX-BREAK EX は 4147000円から、です。買う人を選ぶ車種であることは間違いありません。

そして、日本において「たかが1.8Lターボのエンジンでこの値段はどうよ?」という感想はあるのは仕方ないかもしれません。

もちろん車はエンジン性能だけに価値があるわけではありませんが、イメージの問題です。もし2.4Lターボが欲しければ、レヴォーグですね。ただこれも高いです当然ながら。

スバル レガシィ アウトバック 足回り 電子制御ダンパーがない

レヴォーグのスポーツバージョンに装備されている電子制御ダンパーがレガシィには装備されていません。

この違いがわかるのはほとんどいないかもしれませんが、カタログ上で劣っているのはフラッグシップと言えるか、ということです。言えないですね。

というか、スバルのフラッグシップカー、売れ筋として国内で期待されているのは明らかにレヴォーグですね。

スバル レガシィ アウトバック スマートリヤビューミラーがない

新型レヴォーグにはメーカーオプション装備されている、後方視界を広げるスマートリヤビューミラーがレガシィには装備されていません。これはフラッグシップカーらしからぬ選択肢の欠落と言えるでしょう。

これらをあえて挙げましたが、基本的にA氏はアウトバック所有で非常に満足しているとのことです。上にあげたいくつかは年次改良で加えられるのではと思われますが、出てみないとわかりません。

まとめ

新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車11ヶ月雑感 スバルリコール問題、国内仕様 1.8Lターボ とアメリカウィルダネス2.4L ターボ

をまとめました。

https://okonomijyoho.com/category/カーライフ

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katchan17