令和3年から令和4年に生産したノア、ヴォクシー、bZ4Xの一部車両につきまして、令和4年9月1日に下記内容のリコールを国土交通省へ届け出しました。
ご愛用の皆様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、トヨタ販売店からご案内させていただきますので、お早めに修理をお受けいただきますようお願い申し上げます。
お客様のご愛用車が対象車両かどうかは、リコール等情報対象車両検索でご確認いただけます。
なお、レクサス車につきましては、NX250、NX350、NX350h、NX450h+が対象となります。詳細につきましては、レクサスHPのリコール情報でご確認いただけます。
リコールの概要
- 1.不具合の状況
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- (1)運転支援装置のLTA*において、制御プログラムが不適切なため、ハンドル舵角の中立位置のずれにより、LTAでのハンドル操舵の補正が不足するものがあります。そのため、カーブと車両速度の状況によっては、早期に警報が作動して、運転者による操舵が必要となり、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがあります。
*レーントレーシングアシスト:レーダークルーズコントロールの作動中
車線維持に必要なハンドル操作を支援するシステム- (2)ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、ナビのルート案内中に車両を再始動し、直後にパノラミックビューモニターの映像を表示した場合、ナビ案内図を車両左側の映像に重ねて表示する場合があります。そのため、車両左側の映像が確認できず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しないおそれがあります。
- (3)電動パーキングブレーキにおいて、制御コンピュータ電源回路の異常検出プログラムが不適切なため、回路内で発生する一時的な応答遅れを異常と誤判定することがあります。そのため、警告灯が点灯して、電動パーキングブレーキが作動しないおそれがあります。
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- 2.改善の内容
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- (1)全車両、レーントレーシングアシスト用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
- (2)全車両、ディスプレイオーディオ用制御プログラムを対策仕様に修正します。
- (3)全車両、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。