デザインの進化 7代目となる新型アウトバックは、従来のワゴンスタイルから、より背が高く箱型のSUVらしいシルエットに刷新されました(全高が約5cm増加)。角張ったホイールアーチや大型グリルにより、力強い外観を強調しています。ウィルダネスグレードは、オフロード性能を強化。専用サスペンションで最低地上高を高め、アグレッシブなオールテレーンタイヤや銅色のアクセントを採用し、タフな外観を演出します。
パワートレイン ガソリンエンジン:従来と同じ2.5L自然吸気水平対向4気筒(180馬力、従来比2馬力減)と2.4Lターボ水平対向4気筒(260馬力)を搭載。両エンジンとも出力に大きな変更はありません。ハイブリッド:トヨタと共同開発した自己充電式ハイブリッドパワートレインが新たに搭載予定で、燃費効率の向上が期待されます。全車にCVT(無段変速機)とシンメトリカルAWD(全輪駆動)を標準装備。X-Mode(地形対応制御システム)や8.7インチの地上高も維持し、悪路走破性を確保しています。
インテリアとテクノロジー 新設計の12.1インチタッチスクリーン(Google Android Automotiveベース)を搭載。従来の遅延の多いLinuxベースのシステムから大幅に改善され、反応速度やカスタマイズ性が向上。空調やアイサイトなどの操作がタッチ式から物理ボタンに戻され、使い勝手が向上。12.3インチのデジタルメータークラスタを採用し、モダンで設定可能な表示を提供。荷室は従来比2立方フィート拡大(約34.6立方フィート)。開口部が広く、使いやすい形状に改良され、ルーフレールの耐荷重も強化(静的負荷800ポンド、動的負荷220ポンド)。
安全性能 最新のアイサイトは、3つの前方カメラとレーダーセンサーを組み合わせ、認識性能を大幅に向上。新機能として、緊急停止アシスト(安全な車線選択付き)、高速道路でのハンズフリー運転アシスト(最大85mph)、車線変更アシスト、自動速度制御などが追加。アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援、自動緊急ブレーキ(歩行者検知付き)なども標準装備。
ウィルダネス専用装備 電子制御のオフロード向けショックアブソーバーを採用し、ダートでの快適な走行を実現。プラスチック製外装部品やアンダーガードを追加し、車体保護を強化。