ニンニンのSNS投稿の詳細分析
aespaの中国人メンバーNINGNING(ニンニン、寧藝卓、23歳)の問題投稿は、2022年5月17日頃に、ファン向け有料コミュニケーションアプリBubbleで行われたものです。このアプリはK-Popアイドルがファンと直接交流するプラットフォームで、投稿はファン限定でした。
投稿内容の詳細
- メディア: 卓上ランプの写真または動画(点灯するとオレンジ色の光が雲のように広がるデザイン)。
- ランプの形状: 原子爆弾爆発時に発生するきのこ雲(mushroom cloud)を模したもの。商品名は海外ECサイト(Amazon、韓国通販など)で「Nuclear Explosion Mushroom Cloud Lamp」や「3D Mushroom Cloud Explosion Lamp」、一部サイトでは「核爆発 きのこ雲ランプ」「広島のその日 原子爆弾」などと明記された類似品が販売されています。
- キャプション: 英語で「i bought a pretty light~~~ how is it?」(訳: 可愛いライト買ったよ〜〜〜どう?)や類似の表現。単に購入したインテリアをファンに共有し、感想を求める軽い内容。
- 意図の記述: 投稿に原爆や広島・長崎への言及は一切なし。政治的・歴史的な文脈はなく、純粋に「かわいい」とデザインを気に入った様子。
ランプの背景と商品性
- このタイプのランプはインテリアグッズとして世界的に販売されており、核爆発をモチーフにした「アートランプ」として人気。一部商品説明で「核爆発」「広島」をキーワードに使っているものもあり、センセーショナルなデザインが売り。
- 日本では原爆被害の象徴として極めて敏感なイメージですが、海外(特に中国や欧米)では爆発エフェクトのビジュアルとしてエンタメ的に消費されるケースがある。
- ニンニンが購入した exact same 商品かは不明ですが、形状・光り方が一致するものが複数確認されています。
騒動の経緯と分析
- 2022年当時: 投稿直後に一部で指摘されたが、大規模騒動にはならず。
- 2025年再燃: aespaの第76回NHK紅白歌合戦初出場発表(11月)後、過去投稿が掘り返され爆発的に拡散。理由は「戦後80年」の節目、公共放送の紅白への出場が不適切との声。
- 批判の主なポイント:
- 日本独特の歴史的トラウマ(広島・長崎原爆で約21万人死亡)を軽視・揶揄していると解釈。
- 「かわいい」と表現したことが不謹慎とされ、オンライン署名(Change.org)で14万件超集まる。
- 擁護・別の視点:
- ニンニン(当時19-20歳)に悪意や原爆知識があった証拠なし。中国出身で、教育・文化背景が異なる可能性。
- きのこ雲=原爆の連想は日本特有で、世界的に必ずしもそうではない(例: 一般爆発やSFエフェクト)。
- 商品自体が「可愛いインテリア」として売られている点を指摘する声も。
- 事務所・NHKの対応: 所属事務所SM Entertainmentは「特定の目的や意図はなかったが、懸念を生じさせた」と認め、謝意を示す。NHKは出場変更なしを維持したが、結局ニンニンはインフルエンザで辞退(2025年12月29日発表)。
まとめと考察
この投稿は悪意のない日常共有だった可能性が高いですが、日本での原爆象徴性が強く、文化的・歴史的摩擦を露呈しました。ニンニン本人は沈黙を守り、直接謝罪なし。一部では「無知」vs「悪意」の議論が続き、K-Popの国際活動における文化感度の難しさを示す事例となっています。紅白辞退で騒動は収束方向ですが、aespaの日本活動への影響は残るでしょう。
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