落合陽一氏が本日(2026年2月1日)に公表したところによると、父である国際ジャーナリスト・作家の落合信彦氏が同日午前8時8分、老衰のため84歳で亡くなりました。
落合陽一氏は自身のnoteおよびX(旧Twitter)で詳細を追悼文として綴っており、1月31日夜に救急搬送された後、家族や友人に見守られながら逝去したこと、数年来の体調不良があったことなども明かしています。葬儀は近親者のみで執り行われ、後日「お別れの会」が予定されています。
落合信彦氏の主な経歴と業績
- 生年月日:1942年1月8日生まれ(東京都浅草出身)
- 学歴:東京都立両国高等学校卒業後、奨学金で渡米。オルブライト大学卒業、テンプル大学大学院で国際政治学を専攻。
- キャリア初期:米国でオイルビジネスに従事した後、ジャーナリストに転身。高校時代に柔道で活躍したエピソードも(一部メディアで報じられた)。
- デビューとブレイク:1976年に「二人の首領」で文壇デビュー。1977年に『二〇三九年の真実』(ケネディ暗殺事件を題材にしたノンフィクション風小説・分析書)が大ヒットし、国際政治・諜報分野で注目を集める。以降、「傍観者より当事者であれ」という姿勢で世界各地の危険地帯に飛び込み取材。
- 代表作(一部)
- 『狼たちへの伝言』シリーズ(若者向けの人生指南・挑戦を促す内容で非常に人気)
- 『決定版 二〇三九年の真実』(ケネディ暗殺関連)
- 『20世紀最後の真実』(ナチス残党関連)
- 『そして、アメリカは消える』
- その他国際情勢・インテリジェンスをテーマにしたノンフィクション、小説多数
- 影響力:著書累計発行部数 2,000万部超。1980年代〜90年代の若者世代に大きな影響を与え、「骨太な言論」「ハードボイルドな視点」で知られる。近年も『SAPIO』連載などで発信を続け、2022年には息子・陽一氏との共著『予言された世界』を出版。
- その他の活動:講演、テレビ出演多数。1987年にはアサヒビール「スーパードライ」の初代CMキャラクターとして出演し、一般層にも強い印象を残した。
評価の概要
- 肯定的評価:独自の視点と現場主義、国際政治・諜報の複雑さをエンターテイメント性高く伝えた点で高く評価される。特にバブル期前後の若者に「挑戦」「当事者意識」を植え付けた功績は大きい。息子の落合陽一氏も追悼文で「無茶苦茶で大変にべらぼうな人でありました」「大変に尊敬しております」と振り返り、強い影響を認めている。
- 批判的評価:一部で「事実とフィクションの境界が曖昧」「一部記述に疑問符がつく」との指摘があり、1990年代には『噂の真相』などとの論争・訴訟もあった(和解済み)。「捏造ジャーナリスト」との厳しい書籍・論評も存在するが、主に1980〜90年代の議論で、晩年は国際情勢コメンテーターとしての地位を確立していた。
落合信彦氏は「狼の最期」とも称されるハードボイルドな生き様で知られ、その死去は多くのメディアで速報され、追悼の声が広がっています。ご冥福をお祈りいたします。
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