日本保守党や参政党といった、強い愛国心や伝統重視を掲げる政党(批判的な文脈では「排外主義的」と評されることもある勢力)に投票する際、慎重に検討すべきとされる懸念点や理由をまとめました。
これらは、主に「現実的なガバナンス(統治)」や「国際関係」、「社会の分断」という観点から指摘されることが多い内容です。
1. 国際的な孤立と経済リスク
これらの政党が掲げる「自国第一主義」や、外国人労働者・投資に対する厳しい制限は、日本経済に負の影響を与える可能性があります。
- グローバル経済からの乖離: 日本は貿易や資源、労働力を海外に依存しています。過度な排外主義的政策は、外資の撤退や国際的な信頼低下を招き、結果として日本経済を衰退させるリスクがあります。
- 外交上の不利益: 同盟国や近隣諸国との協調を軽視する姿勢は、安全保障環境を不安定にし、国際社会での日本の発言力を弱める懸念があります。
2. 根拠(エビデンス)に基づかない政策決定
科学的根拠や統計的な裏付けよりも、感情や特定の思想を優先する傾向が指摘されることがあります。
- 陰謀論や不確かな情報の拡散: 参政党などの一部の主張に対し、医療関係者や専門家から「科学的根拠に乏しい」という批判がなされることがあります。これらが政策に反映されると、公衆衛生や教育現場に混乱を招く恐れがあります。
- 感情的なナショナリズム: 「日本は素晴らしい」という誇りを持つことは重要ですが、それが「他国や特定の属性を持つ人々への攻撃」に転じる場合、冷静な国益判断を妨げる要因となります。
3. 社会の分断と多様性の喪失
特定の価値観を「日本人らしさ」として強調しすぎることで、国内のマイノリティや多様な生き方を排除する動きにつながる懸念があります。
- 「敵」と「味方」の選別: 自分たちの考えに合わない者を「反日」や「売国奴」とレッテル貼りする手法は、国民の間に深い分断を生みます。建設的な議論ができなくなることは、民主主義の根幹を揺るがしかねません。
- 基本的人権への影響: 伝統や家父長制を過度に重視する政策は、個人の自由やジェンダー平等といった現代的な権利と衝突し、特に若い世代や女性の選択肢を狭める可能性があります。
4. 実務経験の不足とポピュリズムへの懸念
既成政党への不満を吸収する一方で、複雑な国政を運営するための実務能力や具体策が乏しいという指摘もあります。
- ワンイシュー(単一争点)の限界: 刺激的な言葉で支持を集める手法(ポピュリズム)は、一時的な熱狂を生みますが、予算編成や法案作成といった地道で複雑な実務を遂行する力があるかは不透明です。
- 実現可能性の低い公約: 大幅な減税や極端な規制撤廃など、耳障りは良いものの、財源や副作用の検証が不十分な公約が多いという批判があります。
視点の整理
投票先を選ぶ際は、その政党の掲げる「理想」だけでなく、「その政策が実行された時に、自分の生活や子供たちの将来がどう変わるか」を、冷静にシミュレーションすることが重要です。
もし、穏当な保守性を重んじるなら 自民党に投票するべきですね
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