マツダ・CX-80の海外仕様(主に欧州・英国・オセアニア市場)における「Homura(ほむら)」グレードは、日本仕様の「Black Tone Edition」や「Premium Sport」に近い位置づけの、スポーティさと高級感を両立したミドル〜ハイクラスの量販コアグレードです。 [1, 2]
海外のデザインメディアや試乗レビューから判明している、海外仕様「Homura」の特徴的な情報は以下の通りです。
1. エクステリア(外観):グロスブラックが基調
海外の「Homura(日本名:焔)」という名の通り、随所に黒のアクセントを効かせたアグレッシブなスタイリングが特徴です。
2. インテリア(内装):上質なブラックナッパレザー
欧州・英国仕様のHomuraは、シックで落ち着いたスポーティ空間に仕上げられています。
3. 座席レイアウト:独自の「ウォークスルー6人乗り」対応
欧州仕様(オランダなど)のCX-80において、2列目シートの中央にコンソールがなく、そのまま3列目へ通り抜け(ウォークスルー)できる6人乗り仕様が選べるのは「Homura」および「Homura Plus」系のみとなっています。
※基本は7人乗り(3人掛けベンチシート)ですが、海外ではこのHomuraのウォークスルー6人乗りが、ファミリー層や多人数乗車をするユーザーから利便性の面で高く評価されています。 [1, 2]
4. 主なパワートレイン
海外のHomuraグレードでは、主に以下の2種類が仕向け地に応じて展開されています。 [1]
5. 上位版「Homura Plus(オムラ・プラス)」との違い
欧州や英国市場には、さらに装備を盛った「Homura Plus」という上級パッケージも存在します。通常版Homuraに対し、以下の装備が追加されます。 [1, 2]
海外市場(特に欧州)では、BMWやアウディ、ボルボなどのプレミアムブランドの3列シート車が高価すぎるため、それらと同等の質感や直列6気筒エンジンをより手頃な価格(現地価格で約5万〜6万ポンド/約6万ユーロ〜)で手に入れられる「プレミアムなオルタナティブ(代替肢)」として、このHomuraグレードが非常に注目されています。 [1, 2]
海外仕様の「Homura」グレードも基本はすべてAWD(四輪駆動)仕様です。
マツダはCX-80の海外市場(欧州・英国など)において、高い走行性能とプレミアムな位置づけを担保するため、主要なパワートレイン(PHEVおよび直列6気筒ディーゼル)にマツダ独自の「i-ACTIV AWD」を標準装備しています。
海外仕様のAWDシステムに関する主な特徴は以下の通りです。
1. 後輪駆動(RWD)ベースのAWD
CX-80は、新開発の「ラージ商品群(大型プラットフォーム)」を採用しているため、基本は後ろのタイヤがメインで駆動する後輪駆動(RWD)ベースのAWDです。
2. 「オフロードモード」の搭載
海外仕様のHomuraにも、ドライブモードセレクター(Mi-Drive)に**「Off-Road(オフロード)モード」**が備わっています。
3. 高い牽引(トレーラー)能力
欧州ではキャンピングカーやボートを引っ張る「牽引(Towing)需要」が非常に高いですが、このRWDベースのAWDのおかげで、最大2,500kg(2.5トン)までの牽引能力を誇ります。ドライブモードには専用の「トーイングモード」も用意されています。