RP アレックス・ベシア ($3.55M → 実際は$3.65M): 左腕リリーフのベシアについても、2026年のクラブオプション(365万ドル)を拾いました。29歳のベシアは2025年に4勝2敗、防御率3.02、5セーブをマークし、3度目のアービトレーションイヤーに入ります。2025年オフにアービでドジャースと意見が対立(選手側235万ドル vs 球団205万ドル)し、1年契約+オプションで合意した経緯があり、安定した左のセットアッパーとしてブルペンを支えました。ワールドシリーズでは私的な事情で欠場しましたが、復帰後の活躍が評価されました。この行使により、ブルペンの左腕リソースが強化され、総額約1365万ドルの投資は低リスクです。
RP ロビンソン・オルティス: 25歳の左腕リリーフ・オルティスも40人枠入り。2017年にドミニカ共和国から国際FAで入団したオルティスは、2021-2024年に故障で22.2イニングしか投げていませんでしたが、2025年に復活。シングルAグレートレイクス、ダブルAタルサ、トリプルAオクラホマシティで計48試合に登板し、5勝2敗、防御率2.73、72奪三振(59.1イニング)をマーク。特にタルサでは防御率1.69、WHIP 0.94、奪三振率12.7/9回と圧巻で、キャリア初の4セーブを挙げました。ブルペンの左腕不足を補う即戦力候補として、保護が急務でした。
マイナー降格ウェイバー
RP マイケル・グローブ: 右腕リリーフ・グローブを40人枠からアウトライト(マイナー送り)し、ウェイバー公示。28歳のグローブは2022-2024年にドジャースで64試合(20先発)に登板し、防御率5.48と苦戦しましたが、2025年は3月の右肩関節唇修復手術で全休。仲裁推定年俸80万ドルで、3年以上のメジャー経験があるため、ウェイバー通過後にマイナー送りを拒否してFAを選択可能。ドジャースはリハビ後の復帰を期待しつつ、スペース確保を優先しました。通過した場合、2026年はブルペン深みのオプションとして残留の可能性あり。