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日産エルグランドの性能と価格(現行モデル:モデルチェンジ前)今が買いか?

日産エルグランドの性能と価格(現行モデル:モデルチェンジ前)

日産エルグランド(現行3代目、2010年発売、2024年4月マイナーチェンジ版)は、高級Lサイズミニバンとして知られ、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアのライバルです。2025年11月現在、フルモデルチェンジ(4代目)が発表され、2026年夏発売予定のため、現行モデルは「旧型」として在庫処分が進んでいます。新車価格は値引きが大きく、中古市場も活性化中。以下に性能・価格をまとめます。

性能概要

現行エルグランドは、ゆったりとした室内空間とパワフルな走りが特徴。V6エンジンの3.5Lモデルが主力で、加速感と静粛性が高い評価を受けています。ただし、燃費はクラス平均以下で、ハイブリッド化されていない点が課題です。主なスペックは以下の通り。

項目2.5Lモデル (QR25DE)3.5Lモデル (VQ35DE)
エンジン直4 DOHC 2.5L (188ps/243Nm)V6 DOHC 3.5L (300ps/353Nm)
トランスミッションXtronic CVT (6速マニュアルモード)Xtronic CVT (6速マニュアルモード)
駆動方式2WD / 4WD (オプション)2WD / 4WD (オプション)
燃費 (JC08モード)10.2km/L (2WD) / 9.5km/L (4WD)9.1km/L (2WD) / 8.5km/L (4WD)
0-100km/h加速約11秒約8.5秒
最高速度約180km/h約190km/h
寸法 (全長×全幅×全高)4,945mm × 1,850mm × 1,820mm同左
乗車定員7-8人同左
主な装備プロパイロット(高速道路自動運転)、インテリジェントアラウンドビューモニター(全車標準)、LEDヘッドライト、8インチナビ(オプション)同左 + プレミアムオーディオ
  • 走行性能の特徴: 3.5Lは高速安定性が高く、CVTの滑らかな変速で長距離向き。4WDモデルは雪道や悪路に強く、HBMC(油圧ボディモーションコントロール)でロールを抑制。室内は2列目キャプテンシートがリクライニング可能で、VIP仕様(オットマン付き)は高級感抜群。
  • 燃費・環境性能: 実燃費は6-8km/L程度。2026年新型のe-POWER(ハイブリッド)で倍増の見込みですが、現行はガソリン車のみ。
  • 安全・快適装備: 自動ブレーキ、車線維持アシストを標準化。2024年マイチェンでデザイン刷新(Vモーショングリル)と安全装備強化。

価格概要(2025年11月現在)

新車は在庫限りで値引きが活発。中古は低走行車が多く、状態次第でコスパが高いです。

カテゴリ価格帯 (税込)詳細・備考
新車 (メーカー希望小売価格)369万円〜 (2.5L ハイウェイスターS)
約500万円〜 (3.5L ハイウェイスタープレミアム / AUTECH)
値引き後実売: 300-400万円台(在庫処分で最大100万円引き)。オプション(ナビ・サンルーフ)で+50-100万円。
中古車 (全国平均)16万円〜700万円 (平均約170万円)低年式(2010-2015年): 50-150万円。
低走行(2018年以降): 250-400万円。
人気グレード: ハイウェイスター(ブラック系ボディ)。グーネット掲載1,500台超。
維持費目安 (年額、3.5L 4WD)約40-50万円 (ガソリン代+税金+保険)自動車税: 約5万円、重量税: 約4万円。燃費悪めで燃料代高め(年間1万円/月)。
  • 新車値引きのポイント: モデルチェンジ前でディーラー在庫過多。競合比較(アルファード)でさらに交渉可。オプション込みで400万円以下も可能。
  • 中古市場のトレンド: 2025年現在、フルチェン発表で現行中古価格が下落傾向(10-20%安)。低走行・保証付きがおすすめ。オークネット平均174万円。

モデルチェンジ前の今が買いか?(2025年11月時点の判断)

はい、買い時です。特に中古車をおすすめ。 理由は以下の通り。

  • メリット:
  • 価格の下落チャンス: 新型(4代目)が2026年夏発売で、e-POWER搭載(予想燃費15-20km/L、価格500万円〜)。現行新車は在庫一掃で値引きMAX、中古は新型発表でさらに10-20%安くなる可能性大。平均170万円で高級ミニバンを手に入れられるコスパ。
  • 性能の即戦力: 現行のV6エンジンは新型の1.5L e-POWER(約250ps予想)よりパワフルで、加速・高速安定が優位。室内広さ(全長4.9m、3列目格納で荷室1,000L超)も新型と同等級。
  • リセールバリュー: アルファード人気でエルグランド中古需要安定。低走行車なら3年後売却時も損失小(残価率50-60%)。
  • タイミング: 11月は決算期後で在庫豊富。新型待ちの「谷間」で狙い目。
  • デメリットと注意点:
  • 燃費・環境面: 現行の9km/L前後は新型の倍近く劣る。エコ志向なら新型待ち(ただし価格高め)。
  • 旧型化のリスク: 2026年以降、中古価値がさらに下落(20-30%減予想)。長期保有(5年以上)向き。
  • 新型の魅力: e-POWERで静粛性向上、プロパイロット2.0(ハンズオフ運転)追加、デザイン刷新(ボクシーで高級感)。予算500万円以上なら新型を検討。
  • おすすめユーザー: 家族多人数・長距離重視で、燃費よりパワー/快適性を求める人。予算300万円以下なら中古3.5Lを。

結論: モデルチェンジ前の「今」は、値引きと在庫の恩恵でベストバイ。ディーラーや中古サイト(グーネット、価格.com)で実車確認を。新型情報は日産公式サイトで随時チェックを。購入時は保証(日産認定中古車)付きを選びましょう。

katchan17