2026年1月31日の日英首脳会談(高市早苗首相とキア・スターマー英国首相)で合意・確認された主な内容は、外務省公式発表や共同声明、各メディア報道に基づき以下の通りです。会談は約20分+ワーキングディナーで、共同記者発表も行われました。
主要な合意・確認事項
- サイバー分野の協力強化(最大の目玉)
- 「日英戦略的サイバー・パートナーシップ」の創設・格上げで合意。
- これまでの協力(2023年合意)を戦略レベルに引き上げ。
- 柱:
- サイバー脅威に関するインテリジェンス(情報収集・分析・共有)の強化(攻撃手口・標的情報の共有)。
- 重要インフラ(電力・水道・交通など)のサイバーレジリエンス(回復力)向上。
- サイバー人材育成、新技術開発の協力。
- 外国からの攻撃に対する防御・抑止力向上、国際的な抑止取り組みの主導。
- 共同声明を発出(外務省サイトで公開)。
- 防衛・安全保障分野
- グローバル戦闘航空プログラム(GCAP、次期戦闘機共同開発):日英伊3カ国で2035年頃配備を目指すプロジェクトの加速で一致。
- 外務・防衛閣僚会合(2+2):2026年中に開催を確認。
- 欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分との認識を再確認。「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた協力推進。
- 経済安全保障・サプライチェーン
- 重要鉱物(レアアースなど)の供給網強化:中国の輸出規制・経済的威圧を念頭に、同志国連携を推進。
- 先端技術(宇宙、AI、量子など)、エネルギー、脱炭素分野での協力拡大。
- その他の協力拡大
- 宇宙分野:新たな協議体設置を申し合わせ。
- 全体として:産業戦略パートナーシップ・経済安保パートナーシップを基に、包括的な具体協力推進。
- 国際情勢(ウクライナ、中東、東アジア・中国情勢、米中対応など)で意見交換。G7での連携も確認。
追加のやり取り
- 高市首相:日英協力は「強化されたグローバルな戦略的パートナー」であり、安全保障・経済の不可分性を象徴。
- スターマー首相:両国関係は数十年で最も強固。高市首相を英国首相公式別荘「チェッカーズ」に招待。
これらはルーチン的な継続協力の深化ですが、中国訪問直後という文脈で「対中抑止・経済安保連携」のシグナルとして位置づけられています。詳細は外務省サイトの「日英首脳会談及びワーキング・ディナー」ページや共同声明で確認可能です。
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