NHKは、国民の政治意識を調べるため毎月電話による世論調査を実施しています。今年も、政治意識月例調査 2018年として続行しております。
そして、2018年3月、最新の世論調査が出ました。
そこで、最新の国民の世論、内閣支持や政党支持について、2018年3月の国民の政治意識をまとめました。
NHKの最新世論調査2018年1月から3月の結果、内閣支持率についてのまとめは以下の通りです。
先月から支持しない、が4%増えております。
支持率は2%減りましたが、ほぼ横ばいと言っていいでしょう。
支持する理由としては、「他の内閣より良さそうだから」が52%です。他の自民党議員の存在感のなさや問題発言や今までの行動はこの形で判断されています。
また、「実行力があるから」が16%、「支持する政党の内閣だから」が13%との回答です。
内閣支持がこの理由なので、今回の問題発生、マスコミの攻撃の嵐の中でもあまり大きく変わっていないとも言えます。
NHKの最新世論調査2018年3月の結果、政党支持率についての各政党の1月と2月からの推移は以下の通りです。
今回、自民党の支持率は2.4%減少しました。これは自民党としても危機感を抱くべき状況ですね。
上昇した党は立憲民主党、公明党、それ以外は1%未満の泡沫政党、希望の党、日本維新の会、社民党が微増しています。
減少した党は、民進党、そして共産党です。
特に共産党は3.6% から2.7%、さらに2.6%と1月からへ1%の低下です。これは元々の支持者の割合から考えると結構な痛手と思われます。
調査対象:全国の18歳以上の男女
調査方法:固定電話と携帯電話による電話法(RDD追跡法)
固定電話に加えて携帯電話にも電話をかけて調査を実施。
調査時期 3月9日(金曜日)~11日(日曜日)
調査相手(人) 2,100
回答数(人) 1,208
回答率(%) 57.5
NHKの最新世論調査2018年1月から3月の内閣政党支持率の推移とその分析をまとめました。また調査方法と概要に関して記載しました。
内閣支持率、自民党支持率ともに若干の変動がありました。与党は気を引き締めて事態に取り組んでほしいですね。
<関連情報>
朝日新聞の最新世論調査2018年2月。男女別、年齢別の内閣支持率についての変化
TBS、 JNNの最新世論調査2018年3月について。内閣と政党支持率、北朝鮮と憲法改正は?
公式サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180312/k10011362141000.html
https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/political/2018.html