今永昇太 最新情報:FA権行使後の動向(2025年11月6日現在)
元DeNAのエース左腕・今永昇太投手(32)が、シカゴ・カブスとの契約オプションを破棄し、フリーエージェント(FA)となりました。MLB移籍2年目で24勝11敗、防御率3.28の安定した成績を残しただけに、市場は大いに沸騰中。オフの争奪戦が本格化し、ドジャースやヤンキースなどのビッグクラブが候補に挙がっています。以下で時系列の最新動向をまとめます。
1. FA権行使の経緯と背景
- 決定の瞬間: 11月3日(日本時間4日)、カブス球団が今永との来季から2028年までの3年総額5775万ドル(約86億6000万円)の球団オプションを破棄。今永側も来季単年1525万ドル(約22億9000万円)の選手オプションを拒否し、FAを選択。米メディア(ESPN、MLB.com)は「衝撃的な決別」と報じ、契約満了を早めた形です。
- 契約の詳細: 2023年オフにDeNAからポスティングでカブス入りし、4年5300万ドル(約81億円)の契約を締結。2024年(900万ドル)と2025年(1300万ドル)は確定分でクリアしましたが、オプション破棄により完全FAに。カブスは財政再建を優先し、若手投手育成にシフトする方針が背景にあります。
- 今永のコメント: 公式発表直後、代理人を通じて「カブスでの2年は素晴らしい経験。感謝の気持ちでいっぱいだが、新たな挑戦を望む」と声明。シーズン終盤の取材では「通用しなくなってるかも」との自省を吐露しており、環境変化を求めた模様。X(旧Twitter)では「もう体力勝負の限界か?」との声が飛び交っています。
2. 2025年シーズンの活躍振り返り
- 成績ハイライト: 32先発、24勝11敗、防御率3.28、224奪三振。オールスター選出(2024年)と合わせ、2年連続の快進撃。開幕投手として東京ドームで山本由伸(ドジャース)と日本人対決を果たし、4回無失点の好投で話題に。ポストシーズン(NLDS)では敗戦投手もあったが、チームの地区優勝に貢献。
- 評価のポイント: 平均球速92マイルのストレートとチェンジアップのコンビネーションが光り、米メディアから「先発市場の上位候補」と絶賛。カブス在籍中は鈴木誠也との日本人コンビで人気を博し、「GO CUBS GO」を熱唱する姿がファンに愛されました。
- オフのプライベート: シーズン中、資さんうどんの公式アンバサダー就任(1年間)や、著書『今永昇太のピッチングバイブル』の続編執筆を匂わせる投稿がXで話題。地元・福岡への帰国が予定されており、家族時間でリフレッシュ中。
3. FA市場での注目度と移籍候補
- 市場評価: 左腕先発として今オフのトップクラス。推定契約は3-5年、総額1億ドル(約150億円)超えが予想され、ストーブリーグの目玉に。米CBSは「立派な数字を残したベテラン左腕」として特集。Xでは「ドジャースがカーショウ引退の穴埋めに狙う?」との憶測が飛び、村上宗隆(ドジャース移籍?)との日本人トリオ形成を夢見る声も。
- 主な移籍候補:
- ドジャース: 開幕投手経験と山本・大谷との相性抜群。カーショウ退団で先発穴が空き、獲得本命視。
- ヤンキース: ローテ強化を急務。コール・シャインバーとの左腕コンビでワールドシリーズ連覇狙い。
- メッツ/レッドソックス: 資金力豊富で積極補強。東海岸移籍なら生活環境の変化も魅力。
- カブス残留の可能性: 11月10日までの6日間限定でクオリファイング・オファー(QO: 1年2100万ドル超)を提示可能。受諾なら残留も、拒否でドラフト指名権をカブスに付与。
- 日本復帰の噂: DeNAやソフトバンクからのオファー可能性も囁かれますが、MLB残留が濃厚。代理人は「最高のオファーを待つ」と強気。
今後の予想
短期では11月10日のQO期限が焦点。提示されれば残留交渉が再燃しますが、FA市場の活況から他球団移籍の確率70%超。12月中の契約合意が理想で、2026年春季キャンプで新天地デビューか。成功すれば日本人左腕のMLB適応モデルとして歴史に残るはず。Xでは「今永の次はドジャースでWS制覇!」とのエールが相次いでいます。詳細はMLB公式や日刊スポーツでチェックを。エースの新章、楽しみですね!