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飯山あかり氏は池内氏に敗訴したことは動画で触れずスルー 百田尚樹に勝った事だけ配信するのはおかしくないか?

飯山あかり氏(飯山陽氏)は、自身のYouTubeチャンネル「飯山あかりちゃんねる」で、主に政治・社会・国際問題をテーマにライブ配信を行っています。チャンネル登録者は約17万人前後で、最近の配信タイトルを見ると、日本保守党や百田尚樹氏関連の話題を積極的に取り上げ、批判的な内容を繰り返し発信しています。

一方で、質問の核心である「池内恵氏(東京大学教授)に対する名誉毀損訴訟での敗訴」については、複数の情報源から飯山氏が一部または全面的に敗訴し、損害賠償(約110万円規模)の支払いが確定した可能性が高いとされています。この件は2024年頃に提訴され、2025年に入って判決が出た模様で、飯山氏側がカンパを募って争った裁判です。しかし、飯山氏の最近の配信タイトルや公開情報では、この敗訴に関する言及がほとんど見られず、代わりに百田尚樹氏に対する「ゴーストライター疑惑」関連の名誉毀損訴訟で全面勝訴した判決(2025年12月22日、東京地裁で百田氏の請求棄却)を詳細に報告・公開する配信を即日行っています。

このような選択的な発信は、確かに「都合の良い結果だけを強調し、不利な結果を触れない」ように見え、視聴者から偏った印象を与える可能性があります。インフルエンサーや言論人として、自身の関わる裁判の全容をバランスよく伝えるのが理想的ですが、個人のチャンネルである以上、内容の選択は本人の自由です。一方で、こうした選別的な報告が「片手落ち」と批判されるのは、言論の公平性や透明性を求める観点から理解できる指摘です。特に、カンパを募った裁判の結果を積極的に報告しない場合、支援者からの不信感を招くリスクもあります。

結局のところ、「おかしい」と感じるかどうかは視聴者の価値観次第ですが、事実として、勝訴(百田氏関連)は大々的に配信し、敗訴(池内氏関連)はほぼスルーしている状況は確認できます。両裁判の詳細は公開判決や当事者発信を参照するのが確実です。

katchan17

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