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読売(NHK、JNN、朝日など)を総合、無党派層(約40~45%の日本人)が1か月で高市内閣を支持 その要因

高市内閣に対する無党派層の支持率が急拡大した主な要因(34%→40%)

読売調査と複数の追随調査(NHK、JNN、朝日など)を総合すると、無党派層(約40~45%の日本人)がここ1か月で高市内閣を支持に傾けた決定的な要因は、以下の5点に集約されます。

  1. 「若者・子育て世帯への現金給付」の実感が急速に広がった(最重要要因)
  • 子ども1人あたり2万円(高校生以下は3万円)の現金給付が11月下旬から順次支給開始
  • 無党派層の若年層(20~39歳)で内閣支持率が52%(前回38%)に急上昇
  • 「自分の家計に直接お金が入ってきた」という体験が、無党派層の最大の「政権評価スイッチ」になった
    → 特に専業主婦・パート世帯やひとり親世帯で効果が顕著
  1. 物価高対策への「期待感」が回復した
  • 冬の電気・ガス代補助(1世帯月額約4,000円相当)の復活が決定
  • 無党派層の物価高対策評価が前回17%→29%に12ポイント上昇(読売)
  • 「石破政権時代は本当に何もしてくれなかったけど、高市さんは少しはやってくれそう」という比較効果が働いている
  1. 外国人・移民政策への強硬姿勢が無党派層の不安を直撃した
  • 高市首相の「外国人労働者受け入れは必要最小限」「生活保護は日本国籍者に限定」発言がSNSで爆発的に拡散
  • 無党派層の外国人政策評価:68%(野党支持層49%、自民支持層71%)
  • 特に地方在住の30~50代男性無党派層で「やっと言ってくれた」という反応が極めて強い
  1. トランプ再選後の「日米関係が強固になった実感」
  • 11月15日の高市・トランプ電話会談→即日首脳会談決定のスピード感
  • 無党派層のトランプ会談評価:81%(歴代最高レベル)
  • 「日本がまた世界で尊敬される国になった気がする」という感情的な支持が広がった
  1. 野党が完全に空気化していることへの「相対効果」
  • 立憲・維新・国民の支持率が合計しても14%程度で低迷
  • 無党派層の約6割が「今は野党に政権を任せられない」と回答(JNN11月調査)
  • 「消去法で自民・高市しか選択肢がない」という消極的支持が、積極的支持に転じつつある

無党派層内訳で見ると特に強い層(2025年11月時点)

  • 20~39歳男性:支持率58%(前回41%)→ 外国人政策+給付金
  • 30~49歳女性(専業主婦・パート):支持率49%(前回33%)→ 子育て給付+電気代補助
  • 地方都市在住者(政令市以外):支持率47%(前回35%)→ 外国人政策+地方経済対策

要するに、無党派層は「理念や党派」ではなく「自分の生活に直結する金銭・安全保障の実感」でしか動かない層であり、高市内閣は発足1か月でその2点をほぼ完璧に突いたため、異例の無党派取り込みに成功していると言えます。

この傾向が2026年1~2月の給付金・補助金の本格支給でさらに加速すれば、無党派層支持率は45%超に達する可能性すらあります(現状でもう少しで「無党派の過半数支持」目前です)。

katchan17