一般参賀には,新年一般参賀と、天皇誕生日一般参賀の二つがあります。
前者は毎年1月2日に、そして後者は12月23日に行われます。毎回、天皇皇后両陛下を始め、皇族様方のお出ましを心待ちにして、日本全国各地から、そして海外の方も大勢の方々が皇居に来て、一般参賀に参加します。
ここで、天皇誕生日一般参賀の時間、混雑状況と人数についてまとめました。
平成29年の天皇誕生日一般参賀要領と時間について、宮内庁から下記の発表がありました。
【参入門】
皇居正門(二重橋)
(午前9時30分~午前11時20分)
【退出門】
坂下門,桔梗門,大手門,平川門,北桔橋門
【お出まし(予定)】
天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下
• 第1回 午前10時20分頃
• 第2回 午前11時頃
• 第3回 午前11時40分頃
【午後の一般参賀について(記帳のみ)】
【場所】
皇居内 宮内庁庁舎前 特設記帳所
【参入門】
坂下門
(午後0時30分~午後3時30分)
【退出門】
桔梗門,大手門,平川門,北桔橋門(閉門:午後4時)
1 午前の参賀
天皇陛下が,皇后陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下とご一緒に、3回長和殿ベランダにお出ましになる予定です。
参賀者は,午前9時30分から同11時20分までに,皇居正門(二重橋)から参入、宮殿東庭の参賀会場でお出ましを拝見します。
ところで、皇居正門、二重橋とは皇居の、そして東京のどの場所を指すのかわからない人もいると思いますので、地図とともにアクセス方法をまとめました。こちらでご確認ください。
皇居二重橋とアクセス行き方について。東京駅と地下鉄駅から歩き方
2 午後の参賀
当日午後、宮殿にて天皇誕生日の恒例の祝賀行事が行われますので,天皇陛下と皇族方のお出ましはありません。
宮内庁庁舎前の特設記帳所において記帳又は名刺をお受けします。
参賀者は,午後0時30分から同3時30分までに坂下門から参入、宮内庁庁舎前の特設記帳所にて記帳します。
一般的には、新年1月2日の一般参賀ほどの混雑はないとされていますが、午後からは天皇のお出ましがないため、午前中の3回のお出まし(第1回 午前10時20分頃、第2回 午前11時頃、第3回 午前11時40分頃)に参賀したい人たちが午前中に集中して皇居を訪れる事が予想されます。
午前の閉門時刻は午前11時20分となっておりますが、入門前に手荷物検査とボディーチェックを済ませておかねばなりません。
混雑を避けるためには、とにかく早めに現地に到着しましょう。
2015年のの天皇誕生日一般参賀では、9時30分の開門を前に3900人が並んでいた事が報道されていました。
この人たちは、少しでも前で今上天皇を直接拝見したいという人たちです。
一度に1万5千人もの人数がお庭でお出ましを見る事ができますが、入門前の持ち物検査、ボディーチェックでの時間も考えると、やはり遅くての9時には現地に到着しておきたいところです。
皇居での天皇誕生日一般参賀は,昭和23年4月29日から始まりましたが、平成以降の天皇誕生日一般参賀の参賀者数が宮内庁から発表されています。
去年の天皇誕生日には、平成に入って最大人数の38,588人が参賀に参加しました。
今年の一般参賀はさらに人数が増える可能性があります。
その理由として、平成31年4月30日に今上天皇が御退位されることが先日発表されたことにあります。今上天皇のお誕生日を国民が直接お祝いできるのは、今年を含めてあと2回ということになります。
天皇誕生日一般参賀の概要と時間、混雑状況ならびに人数についてまとめました。お出ましのある午前中に人が数中します。参賀を予定している人はなるべく早めに皇居正門にお越しください。今上天皇のご退位が再来年4月末と決定されましたので、今年の機会を逃すことがないようお気をつけください。
12月23日の一般参賀のまとめはこちらです。
天皇誕生日2017一般参賀の人数とご挨拶のお言葉、お出ましされた皇室の方々と祝賀会について
下のリンクの記事も合わせてご確認ください。
皇居ライトアップ2017も開催!期間時間と場所とインスタ映えスポットについて。注意事項も紹介
天皇陛下
天皇誕生日の今後と天皇陛下のご年齢お名前苗字ならびに何代目かについて
新年一般参賀
皇室の新年一般参賀への申し込みは必要か?服装と行き方
一般参賀正月2018が開催!混雑と待ち時間や注意事項について
天皇誕生日一般参賀2017が開催!混雑と待ち時間や注意事項について
・皇居乾通り一般公開
皇居乾通り一般公開と事前予約、入場料金、アクセスと混雑について