平成29年12月23日は天皇陛下のお誕生日でした。陛下は昭和8年生まれで、84歳になられました。
この日、東京は朝から快晴で、陛下を祝福するために、多くの参賀者が皇居に集まり、一般参賀が開催されました。
そこで、この一般参賀について、天皇誕生日2017一般参賀の人数、ご挨拶の言葉、参加された皇室の方々とこの日の祝賀会についてまとめました。
天皇誕生日2017一般参賀の人数について
天皇誕生日2017の一般参賀についてまとめます。
天皇陛下の84歳の誕生日を祝う一般参賀が12月23日、東京都千代田区の皇居で行われました。
今年、天皇陛下の退位が2019年4月30日と決定されました。それを受けて、この日の参賀者数は平成で最多人数であった、昨年の3万8588人を大幅に上回りました。
12月23日の東京は朝から快晴となり、午前9時半の皇居正門の開門時には、待っていた約1万人の参賀者が二重橋を渡って宮殿の前に向かって歩きました。
宮内庁の発表によると、午前中の参賀者だけで4万5900人、そして午後の記帳者も合わせて5万2300人の参賀者が皇居に訪れました。
天皇誕生日2017一般参賀のご挨拶のお言葉について
天皇陛下は12月23日の午前10時20分頃,同11時頃及び同11時40分頃の3回、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられました。
そして、マイクを通じてお言葉を述べられました。
まずはじめに「晴れ渡った空の下、誕生日に当たり、皆さんの祝意に深く感謝いたします」と謝意を述べられました。
陛下は、この一年もさまざまな出来事があり、台風や豪雨により被害を受けた地域の人々や東日本大震災などの被災者の人々のことを「深く案じています」と気遣かわれました。
そして「今年もあとわずかとなりました。来たる年が国民皆にとり、少しでも穏やかな年になるよう願っています」と述べ、笑顔で手を振られた。
天皇誕生日2017一般参賀でお出ましをされた皇室の方々について
天皇陛下とともにともに宮殿・長和殿のベランダに立たれた皇室の方々は、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さまでした。
来年11月にご結婚する眞子さまにとっては、天皇誕生日の一般参賀でベランダに立つのは今回が最後になります。
天皇誕生日の祝賀会と陛下の御行動について
この日は、朝から宮殿や御所で陛下の誕生日を祝う祝賀行事が続きました。
午後からは、宮殿にて安倍晋三総理大臣や衆参両院の議員、各界の代表など約460人が出席して陛下の誕生日を祝う祝宴が開かれました。
宮殿・春秋の間では、このあと135の国や地域の代表などと、天皇陛下84歳の誕生日を祝う茶会が開催されました。天皇、皇后両陛下は、皇太子さまも交え、華やかな民族衣装を身につけた各国の駐日大使らと和やかに歓談されました。
夕方には孫の敬宮愛子さま、悠仁さまが御所を訪れ、お祝いのごあいさつをされました。
夜には皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、黒田清子さん夫妻が御所に集まり、天皇、皇后両陛下と夕食を囲まれました。
まとめ
平成29年12月23日は天皇陛下の84歳のお誕生日で、皇居で一般参賀が行われ、平成になって最多の5万2300人の参賀者が訪れて陛下を祝福しました。陛下からは、被災者を気遣うお言葉、そして来年が穏やかな年になることを願われるご挨拶をされました。
この日は祝賀会で陛下は1日忙しくされました。
平成31年新年一般参賀について宮内省から概要が発表されました。以下にまとめましたのでご確認ください。
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