皇室の一般参賀としては、天皇誕生日の12月23日と1月2日に行われるのが通例となっております。
この行事は、昭和23年1月に1回目の参賀が行われて、その後も引き続き行われるようになりました。
昭和天皇が御崩御され、平成の世の中になっても、この一般参賀は引き続き行われております
今回は皇居に出かけて、2019年退位されることが決定している、陛下のお顔を直接見たいという人も多いと思われます。
そして、めでたい2018年の正月を晴れやかな気持ちで迎えたいですよね。
それでは、一般参賀正月2018について混雑状況と待ち時間と注意事項などをまとめました。
一般参賀正月2018について
平成30年新年一般参賀についての宮内庁の発表によりますと
平成30年1月2日(火曜日)、例年通り、新年一般参賀が実施されます。
今上天皇の新年の一般参賀は今年を含めてあと2回、ということになります。
参入門は皇居正門(二重橋)です。
入門時間について
入門時間は午前9時30分から午後2時10分まで
入門経路について
皇居へは、皇居正門(二重橋)からの参入となります。
皇居正門から皇居に入り、宮殿東庭の参賀会場へ歩いていきます。
そこで一般参賀に参加して,坂下門,桔梗門又は乾門から退出します。
入口は皇居正門のみです。そこからは宮殿東庭への一方通行となっております。
お出まし予定について
お出まし予定は以下の通りとなっております。
○第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下
• 第1回 午前10時10分頃
• 第2回 午前11時00分頃
• 第3回 午前11時50分頃
• 第4回 午後1時30分頃
• 第5回 午後2時20分頃
退出時間について
第5回 午後2時20分のお出ましのが終了後、参賀者は退出門移動して、退出しないといけません。
一般参賀正月2018の混雑と待ち時間について
宮内庁が発表している、新年一般参賀の入場者数はこちらです
平成25年 78,760人
平成26年 81,540人
平成27年 81,030人
平成28年 82,690人
平成29年 96,700人
この平成28年から29年の増え方、1万4千人の増加からも想像されますが、今回は天候次第では、さらに多くの方が新年の一般参賀に来られると予想されます。
新年の一般参賀は、ニュースでも毎年取り上げられることもあり、非常に高い人気がありますので、幾つかの観光ツアーが組まれています。
すなわち、観光バスで来られる団体客もおられます。
そして、最前列で皇室の方々を見たいために、寒空の中、徹夜で並んでいる人もおられます。もちろん、早朝からどんどん人が皇居前に集まります。
また、午後からは国民の人気も高い秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下もお出ましされるので、混雑は朝から2時まで続くのは間違いないでしょう。
混雑のピーク時では、1時間以上の待ち時間は当然のように覚悟しておかないいといけません。
このような混雑や待ち時間を極力避けたい場合は、早朝なるべく早くに皇居前に到着する、という対策しかありません。
平成31年新年一般参賀について宮内省から概要が発表されました。以下にまとめましたのでご確認ください。
新年一般参賀正月2019開催!日程、集合場所、混雑と待ち時間について
ところで、皇居正門、二重橋とは皇居の、そして東京のどの場所を指すのかわからない人もいると思いますので、地図とともにアクセス方法をまとめました。こちらでご確認ください。
皇居二重橋とアクセス行き方について。東京駅と地下鉄駅から歩き方
一般参賀正月2018の注意事項について
皇居での一般参賀では、皇居正門から入門する前に,セキュリティーチェックとして、手荷物検査とボディーチェックが行われます。
大きな荷物や手荷物は極力この一般参賀に持って行かない方が、待ち時間を増やさないために特に重要です。それらは参入門の前の預かり所に預けないといけません。そこでも列が発生しています。
なので、持っていくものとしては、手に持てるカメラと折り畳み傘と貴重品程度にしておきましょう。
これは非常に大切なことですが、トイレは済ませておきましょう。列に一回並んでからトイレに行くと、また同じ場所には戻れないと考えておいたほうがいいです。お子様連れの方、高齢の方をお連れの方は、みなさんの体調や健康状態を把握して、無理のない計画を立てて行動してください。
また、1月上旬、雨や雪の荒天も想像されるので、雨天の対策と、き重ねや携帯カイロによる寒冷対策も怠りないようにしてください。
皇居内には坂道があります。また、雑踏による転倒事故の可能性も考えられます。なので、運動靴などの歩きやすい履物を選んでください。転倒やけがを避けるために、また、長時間立って待っている状況を想定して、ハイヒールなどの履物は避けた方がいいでしょう。
また、一般的なルールとして、正門前であらかじめ列を作って入門する際には,列を崩したり,立ち止まったりして列を乱して周囲に迷惑をかけるような行為は慎んでください。場内は禁煙です。
危険物を携行する者,大きい旗ざお,ドローン,大きな荷物等で参賀行事を妨げる可能性がある者、又は他の参賀者に危害,迷惑等を及ぼすおそれのある物を携行する者,その他、参賀行事の運営上支障があると判断された場合は、入門を断られる可能性があります。
まとめ
新年の一般参賀が2018年もも行われます。
一般公開の概要とこれまでの混雑状況や、注意事項をまとめました。
混雑を避けるには、できる限り早く皇居前に到着してください。
この新年の一般参賀の機会に、日頃入ることができない皇居の様子を観察して、さらに、長い間、日本国民のために尽くされてこられた天皇陛下に心からのお祝いの気持ちを捧げ、新しい新年を迎えましょう。
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