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インフルエンザA型2023流行中。症状、潜伏期間と感染期間について

2023−2024にかけて、冬で気をつけなければいけない病気の一つがインフルエンザです。

でも、その症状って具体的にはよく知りませんよね。そして、いつ他の人にうつしてしまうのか気になるところです。

ここでは、インフルエンザA型の症状と潜伏期間、うつる期間についてまとめました。

インフルエンザA型の症状について

インフルエンザA型は、インフルエンザの種類(A、B、C型)の中で、最も流行性の高いインフルエンザウイルスです。
また、ウイルスが体内で増える(増殖する)スピードも速いのが特徴です。

そのインフルエンザA型によって人間の体調に起こる変化(症状)ですが、全身的な症状と、一般的な風邪で起こる諸症状と似た症状が起こります。

全身的な重要な症状について

全身的な重要な症状としては
まずは、ひどい寒気が襲ってきます。ぶるぶる震えるという感じですね。これはいつもの風邪とは違うとわかるレベルです。
高い熱、それも38度から40度まで体温が上がります。

そして、全身の関節や筋肉に運動もしてないのに痛みを感じます。特に腰の痛みとして感じる場合が多いです。また、ひどい時には筋肉の痙攣も起こします。

この3つのサイン(寒気、高熱、筋肉関節痛)は特に重要とされています。

その他の症状について

他の症状として、全身の強い倦怠感、食欲不振、激しい頭痛、めまいが起こります。そしてそれらの症状の発現からやや遅れて、風邪のような上気道炎の症状(咳、鼻水、喉の痛み)と消化器の症状(吐き気、嘔吐、下痢)が出てきます。

インフルエンザA型の潜伏期間について

身近にインフルエンザA型を発症した人がいる場合、自分も次に発症する可能性があります。その人と最後に接触して感染してから自分が発症するまでの日数、すなわちインフルエンザA型の潜伏期間は知っておきたいところです。

この潜伏期間は、一般的にはわずか1、2日、遅くても3日です。

これは、インフルエンザウイルスA型が増殖するスピードが速いからです。

そして、増殖したウイルスによる症状がで始めるのが3日目です。

インフルエンザA型の発症期間について

インフルエンザ A型 発症期間は3日から5日です。そしてその後は2、3日で症状が治まってくる回復期になります。

よって、発症してから大体10日前後で症状が治まってきて、回復します。

インフルエンザA型の感染期間について

では、今度は自分が人に感染させてしまうことについて。
自分が感染して、潜伏期間の最初の1、2日の段階でも、すでに人にうつす可能性がある期間です。

そして、発症中は常に感染力があります。

そしてさらに、熱が下がって症状が治まってきた回復期でもうつす可能性があります。すなわち、発症してから8日、9日間は人にうつす可能性がある、感染力がある、ということです。

インフルエンザA型の感染力のピークは?

インフルエンザA型ウイルスの人への感染力がもっとも強いのは、発症から2日目から3日目の間です。この期間はインフルエンザの症状がもっとも重い期間であり、そのピークと感染力のピークは一致しています。

出勤、登校停止について

インフルエンザA型は感染力が強いため、インフルエンザA型に感染して症状が出たら最低でも5日は通勤を控えて感染源とならないようにするべきですね。

小学校・中学校の児童、生徒に対しては、発症後5日を経過し、さらに熱が下がってから2日(保育園の幼児は3日)を経過するまではウイルスを拡散し感染させる可能性があるので、これを基準に出席停止の措置が取られます。

まとめ

インフルエンザA型は感染力が強いのが特徴です。そして、感染してから発症までの潜伏期間が1−3日と短く、急激に症状が出ます。大体7−10日で症状は治まります。感染者は人への感染源となりますので、出勤、出席停止をしてウイルスを拡散させないことが重要です。

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