皇居での新年一般参賀は、昭和23年の元旦に始まった伝統ある皇室行事です。昭和28年からは参賀の日は1月2日になり、宮殿で行われるようになりました。
毎年この1月2日のテレビニュースでこの参賀の様子を見ておりましたが、私自身がこの素晴らしい行事に参加する機会が以前ありました。
その時の経験などをお伝えしたいと思います。
皇室の新年一般参賀とは
皇室の新年一般参賀とは毎年1月2日に、皇居の宮殿において,天皇皇后両陛下が日本の国民から祝賀を直接にお受けになる行事を指します。
この参賀では、天皇皇后両陛下とご一緒に、他の皇族方もご参加されます。皇室の方々が随時に宮殿のベランダにお出ましになり,直接に日本の国民から祝賀をお受けになられます。その際には、天皇陛下がお言葉を述べられます。
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御即位の一般参賀が予定されています。是非参加したいですね。
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一般参賀への申し込みは必要か?
一般参賀に参加するにあたって、事前の申し込みなどは一切必要ありません。当日に皇居前に直接行ってください。家族での参加も問題ありませんし。年齢制限等もありません。
日本国民のみならず、世界中の方々もこの参賀に参加することができます。
明日の一般参賀直前の最新情報をまとめました。
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皇室の新年一般参賀への服装は制限があるか?
皇室の新年一般参賀への服装は特に制限はありません。普通の私服で問題ありません。もちろん、日本国民として天皇に祝賀をするにあたって適切と思われる服装であるべきです。
東京の1月2日は午前は気温5度を切る場合もあり、十分な防寒対策が必要です。外で立っている時間が長いため、それに耐えうる重ね着と、しっかりとした上着の着用が必要です。靴はヒールの高いものは避けたほうがいいでしょう。
荷物ですが、キャスターやカバンは預け所がありますので、持参しても問題ありません。ペットボトル持って入れませんので、注意が必要です。
皇居での一般参賀への行き方
参賀者は皇居正門、二重橋から入門します。まずは、皇居前広場に向かいます。この広場まで東京駅から歩いて約10分の距離です。
歩き方ですが、東京駅、丸の内中央口を出て、目の前にある広い通り(行幸通り)を進んでいき、大きな道(日比谷通り)を渡ったところが広場です。
その広場を左に向かって歩いていけば、一般参賀の入場者の待っている列が見えます。他の皇居前広場に近い駅は、地下鉄の「二重橋前駅」「大手町駅」「日比谷駅」「霞ヶ関駅」「日比谷駅」で、これらからも徒歩圏内です。
駐車場は準備されていませんのでご注意ください。
広場に到着すると、まずは、荷物検査があります。リュックサックは預ける必要があります。その後で金属探知機も併用されるボディーチェックを受けて、それから入場を待つ列に並びます。これは横8列となっている大きな列です。そして、列の前から順番に正門から入場します。
正門から宮殿「長和殿」の東庭まで、混雑の中をゆっくり歩いてきます。道は一方通行で、家族で小さいお子さんがいても迷うことはないと思われます。
例年、皇室の方々のお出ましの時間は、午前10時10分頃、同11時頃、同11時50分頃、午後1時30分頃、同2時20分頃の5回の予定となっています。一度のお出ましが終わると、すべての参賀者の入れ替えが行われます。宮殿東庭に到着すると奥から詰めていき、そこでお出ましの時間まで立って待つことになります。私は後の方で庭に着いたので正面からかなり離れたところではありました。
私が参加した2015年の参賀は晴れていたこともあり、8万1千人もの多くの参賀者がいました。私は9時台に広場に到着して、11時50分頃の参賀に参加できました。
この年の一般参賀には、その前年に 成年を迎えられた秋篠宮家の次女、佳子さまが初めて出席されたことが話題になりました。そして、留学先の英国から一時帰国していた姉の眞子さまと共にベランダに並んで立たれて、素晴らしい笑顔で参賀者に手を振られていました。また、この日、99歳の三笠宮さまも元気な姿を見せられました。
天皇陛下から参賀した国民へのお言葉は「本年が国民一人一人にとり、少しでも良い年となるよう願っています。年頭にあたり、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」というものでした。
途中で配布されていた旗を振って、ガラス張りのベランダを見上げて皇室の方々を見上げて、マイク越しではありますが、天皇陛下のお言葉を直接お聞きできたことは、新年を迎えるにあたって日本国民として非常に喜ばしい1日となりました。
注意事項として、参賀の際には、大きな旗、幟は掲げることはできません。自撮り棒の使用も危険なので禁止されています。
また、一度門をくぐるとトイレがありません。広場の仮設トイレであらかじめ用を足しておくことをお勧めします。
まとめ
皇室の新年一般参賀は毎年1月2日に皇居内の宮殿東庭で行われます。事前申し込みは不要で年齢制限などもありません。荷物とボディーチェックはあります。毎年混雑して、たった状態での待ち時間も長いため、十分な防寒対策が必要です。参加することで、日本国民としての新春の喜びをかみしめることができました。
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