平成30年1月2日、恒例の新年の一般参賀が皇居で開催されました。
天皇陛下は、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さまら成年皇族と共に宮殿・長和殿のベランダに立ち、あいさつをされました。
今年は一体何人が一般参賀に皇居を訪れたのでしょうか?また、皇室の方々はどなたが出席されたのでしょうか?
そこで、新年の一般参賀2018の参加人数についてまとめました。また、天皇陛下のお言葉とお出まし時間、出席された皇室を紹介します。
新年一般参賀2018に参加人数について
快晴の日和に恵まれたこの日行われた一般参賀には、平成になって最多の12万6720人が皇居を訪れました。
この一般参賀は午前に3回、午後に2回の計5回実施されましたので、この人数は延べの参賀者数となります。
昨年平成29年の新年の一般参賀では、平成に入って2番目に多い9万6700人が集りました。
過去最多は、皇太子妃雅子さまが結婚後、初めて参加した1994年の11万1700人で参賀の機会が8回ありましたが、今回はそれをも上回る数字となりました。
今回、多くの人がこの一般参賀に参加した理由は天皇陛下の御譲位が来年に決まっていることがあります。
今回の一般参賀ですが、2019年4月30日に御譲位される天皇陛下と皇后陛下にとっては、一般参賀はこれを含めて、今年の天皇誕生日、来年の新年と合わせて3回となります。
快晴ながらやや気温が低かったこの日の午前、皇居前には朝から長蛇の列ができました。開門前に2万609人が集まり、宮内庁は午前9時半だった開門予定を、予定より15分早く開門しました。
その後も参賀者は途切れることはありませんでした。
そして、多くの人が参賀できるために、5回目の参賀の予定時間を20分遅らせるなど対応が取られました。
新年一般参賀2018の天皇陛下のお言葉は?
天皇陛下のあいさつは次の通りでした。
「新年おめでとうございます。みなさんとともに新年を祝うことを、まことに喜ばしく思います。本年が少しでも多くの人にとり、穏やかで心豊かな年となるよう願っております。年の初めにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。」
短いながらも、非常に力強く、天皇陛下の優しい心遣いを感じるお言葉でした。
新年の一般参賀2018のお出まし時間と出席された皇室は
新年の一般参賀2018のお出ましの予定は以下の通りでした。
○第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下
• 第1回 午前10時10分頃
• 第2回 午前11時00分頃
• 第3回 午前11時50分頃
• 第4回 午後1時30分頃
• 第5回 午後2時20分頃
この5回目のお出ましが、20分遅れの午後2時40分となりましたが、その前の4回のお出ましは予定通りに行われました。
常陸宮殿下は車いすでご参加されました。奥様の華子さまは腰を痛めてられてご欠席とのこと。
秋篠宮家からは、秋篠宮同妃両殿下及び眞子内親王殿下がご出席されました。
なお、今年11月に結婚し、皇室を離れることが決まっている眞子さまにとっては今回が最後の一般参賀のお出ましとなりました。
三笠宮家からは百合子妃殿下、信子妃殿下、彬子女王殿下がご出席されました。94歳の三笠宮妃百合子さまは1回目のみの参列でしたが、寛仁親王妃信子さまに支えられる形で車いすから立ち上がり、手を振られました。瑤子女王殿下はご欠席でした。
高円宮家からは、久子さま、 承子さま、 絢子さまがご出席されました。
平成31年新年一般参賀について宮内省から概要が発表されました。以下にまとめましたのでご確認ください。
新年一般参賀正月2019開催!日程、集合場所、混雑と待ち時間について
また、2018年12月23日の天皇誕生日の一般参賀のまとめはこちらです。
天皇誕生日一般参賀2018の混雑状況と待ち時間、平成の参賀者人数のまとめ
まとめ
新年の一般参賀2018の参加人数、天皇陛下のお言葉とお出ましされた時間、出席された皇室をまとめました。
平成になって史上最多の12万6720人がこの1月2日に皇居を訪れました。
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