ワールドシリーズ第7戦 先発投手
2025年のワールドシリーズは、ロサンゼルス・ドジャース vs トロント・ブルージェイズの対戦で、Game 6の結果により第7戦(11月1日、トロントのロジャース・センター開催)が決定しました。
- ドジャース先発: 翔平大谷(Shohei Ohtani)。Game 4で先発したばかりの短い休息(4日間)で登板予定。2-3イニング程度の短いイニングで抑え、ブルペンにつなぐプランが予想されます。これにより、大谷はDH(指名打者)として打撃も続けられるルール上の利点があります。
- ブルージェイズ先発: マックス・シャーザー(Max Scherzer)。ベテラン右腕で、Game 3でも先発。ポストシーズンで4.50 ERAと安定感があり、Game 7経験豊富(2019年ワールドシリーズGame 7も先発)。
このマッチアップは、両チームの未来の殿堂入り候補者同士の対決として注目されています。
グラスノーの経歴
タイラー・グラスノー(Tyler Glasnow)は、ドジャースの右腕エースで、2025年ワールドシリーズで重要な役割を果たしています。以下に主な経歴をまとめます:
- 生年月日・基本情報: 1993年8月23日生まれ(32歳)、身長201cm、体重104kg。右投げ右打ち。カリフォルニア州出身。
- ドラフト・プロ入り: 2011年MLBドラフト5巡目でピッツバーグ・パイレーツから指名。マイナーリーグで長身を活かした高速ストレート(最速99mph超)とスライダーで注目を集めました。
- MLBデビュー: 2016年、パイレーツでデビュー。2018年にタンパベイ・レイズへトレード(オースティン・メーズと交換)。
- レイズ時代(2018-2023): 怪我(肘や足首のトラブル)が多発し、登板数は制限されましたが、ポテンシャルを発揮。2020年は短いシーズンながら3.20 ERA、2021年はポストシーズンで活躍。2023年は21先発で10勝、3.53 ERA、162奪三振(キャリアハイ)とブレイク。レイズからドジャースへ移籍。
- ドジャース時代(2024-): 2024年に5年1億3500万ドルの大型契約。2024年はオールスター初選出、22先発で9勝、3.49 ERA、168奪三振(キャリアハイ)。2025年は前半を怪我で欠場しましたが、後半復帰し、ワールドシリーズではGame 3で先発、Game 6でリリーフセーブを記録。シリーズ全体でドジャースの先発ローテの柱。
- キャリア通算: 通算106奪三振(2024年まで)、通算奪三振952。キャリアハイの14奪三振を複数回記録(例: 2025年4月9日、7回無失点)。怪我の克服が最大の強みで、2025年は「健康なエース」としてドジャースの優勝争いに貢献。
グラスノーはGame 7の先発候補でしたが、Game 6のリリーフ使用により、大谷にシフト。代わりにブルペンでフル稼働予定です。
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予想
第7戦は、ドジャースがわずかに有利(シリーズ勝利率約55-60%)。理由:
- ドジャースの強み: 大谷の投打二刀流が最大の武器。打線はMookie BettsやFreddie Freemanが安定し、ポストシーズン全体でブルペン(Roki SasakiやBlake Snell)が強力。連覇(2024年優勝の再現)へのモチベーションが高い。
- ブルージェイズの強み: ホームアドバンテージ(ロジャース・センター)。Vladimir Guerrero Jr.の打撃が脅威で、Game 5の逆転勝利のように粘り強い。シャーザーの経験が鍵。
- 潜在的サプライズ: ドジャースのKiké Hernández(ポストシーズンで活躍)やブルージェイズのIsiah Kiner-Falefa(守備とコンタクト)がヒットする可能性。
全体として、ドジャースの総合力が勝り、ドジャース勝利(スコア予想: 5-3)と見ます。Game 7は2019年以来の緊張感あふれる一戦になるでしょう。視聴は日本時間11月2日朝8時(FOX Sportsなど)。
大谷翔平は登板?
はい、大谷翔平は第7戦で先発登板予定です。
- 2025年は肘手術(2023年)からの復帰シーズンで、6月から投球再開。レギュラーシーズン14先発で2.87 ERA、62奪三振。ポストシーズンではNLCS Game 4で6回無失点10奪三振の神ピッチング。
- ワールドシリーズではGame 1とGame 4で先発(Game 4: 6回2失点)。Game 7は短いイニング(2-3回、80球前後)で抑え、打撃もDHで継続。監督デーブ・ロバーツは「大谷の準備は万全」とコメント。
これが成功すれば、二刀流の歴史的ハイライトになりますが、怪我リスクを考慮した短期登板です。
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