和田政宗元議員の最新情報(2025年11月12日時点)

和田政宗氏(51歳、元NHKアナウンサー、元自民党参議院議員)は、2025年7月の参院選比例区で落選した後、宮城県知事選挙(10月9日告示、10月26日投開票)への出馬を表明。無所属として立候補し、主な公約として「出産・育児費用の完全無償化」を掲げ、仙台市内では現職を上回る得票(約3万6千票差)で善戦するも、全体では現職の村井嘉浩氏(65歳、無所属、6選)に約10万票差で敗北。得票数は約32万4千票でした。落選後、自身のX(旧Twitter)で「県民の思いに応えられず心よりお詫び申し上げます」と謝罪を投稿し、仙台市での手応えを強調しています。

選挙戦では、参政党(神谷宗幣代表ら)と政策覚書を締結し、全面的な支援を受けました。覚書の内容は、水道事業の民営化見直し・再公営化推進、移民推進政策反対、土葬不許可方針、メガソーラー・風力発電の抑制など、保守層向けの政策が中心。参政党は独自候補擁立を見送り、党員の自主投票を認めましたが、神谷代表や党所属議員(塩入清香氏ら)が街頭演説で応援に駆けつけ、安倍晋三元首相の妻・昭恵氏からもメッセージが寄せられました。一方、村井知事陣営は自民党県議、公明党、県町村会などの支援を受け、半導体誘致やデジタル活用による人口減少対策を訴え、保守票の分裂を乗り切りました。

選挙中、Xを中心にデマや誹謗中傷が飛び交い、問題化。和田氏側は村井知事の「土葬推進」「水道民営化」「移民推進」などを批判しましたが、村井陣営はこれらを「白紙撤回済み」や「官民連携」と反論。参政党支持者を中心に「不正選挙」主張も一部で広がりましたが、和田氏本人は「SNSの個別発信は熟知していない」と距離を置き、11月8日のTBS「報道特集」では村井陣営からの誹謗中傷を「極めて遺憾」と主張しています。河北新報の報道を「偏向」と批判する投稿も相次ぎ、メディア不信を助長する形となりました。

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自民党からの宮城県知事選挙に関する対応

自民党宮城県連は、和田氏の参政党連携を「党規約違反」と位置づけ、10月27日の常任役員会で事実確認を開始。処分(離党勧告や党籍抹消の可能性)を検討中です。県連会長の小野寺五典氏(税制調査会長)は「自ら党を去るのが筋だ」と厳しい姿勢を示し、複数の県議も「党員の自由意思に基づく個人の応援は認めるが、組織的連携は問題」と指摘。和田氏は現在も県連顧問を務めていますが、自民党本部は公認せず、村井知事(自民党県議出身)を事実上支援していました。

自民党全体として、和田氏の行動は「保守分裂」を招いたとして批判が高まっており、11月現在も処分審議が継続。和田氏側は「政策協力は党の許可を得た」と反論していますが、党内の規律派からは「参政党との連携が党の信頼を損なう」との声が強く、離党圧力が増しています。将来的に和田氏が参政党への移籍を検討する可能性もX上で指摘されていますが、公式発表はありません。

この選挙は、参政党の地方進出を象徴する一方、自民党内の右派分裂を露呈。和田氏の今後の動向(政治活動継続や党離脱)は、宮城県政や自民党の地方戦略に影響を与えそうです。追加情報が必要でしたらお知らせください。

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