大嶋宏成(おおしま ひろなり)のボクサー経歴詳細

基本情報
生年月日1975年4月24日(2025年現在50歳)
出身地東京都葛飾区
身長173cm
階級スーパーライト級(63.5kg)→ライト級(61.2kg)
スタイル右ボクサーファイター(強打とタフネスが武器)
ニックネーム「入れ墨ボクサー」「不死身の大嶋」
所属ジム横浜光ボクシングジム→フラッシュ赤羽ボクシングジム

プロ戦績(公式記録)

  • 通算戦績:39戦 25勝(18KO)12敗2分
  • KO率:約69%(非常に高い)

主なタイトル・実績

年月内容
1997年5月プロデビュー(4回KO勝ち)
2000年東日本新人王トーナメント スーパーライト級 優勝
2002年12月日本スーパーライト級王座挑戦(王者・佐竹政一に10R判定負け)
2004年6月日本ライト級王座獲得(佐藤幸治に10R TKO勝ち)←初戴冠
2005年日本ライト級王座を2度防衛
2006年11月日本ライト級王座陥落(佐々木基樹に10R判定負け)
2008年3月OPBF東洋太平洋ライト級王座獲得(ランディ・スイコに8R TKO勝ち)
2009年OPBF王座を2度防衛
2010年6月OPBF王座陥落(チャーリー・タカハシに10R KO負け)
2012年12月現役引退(引退試合は勝利)

特徴・エピソード

  1. 全身に入った刺青
    背中・両腕・胸に大規模な和彫り。現役時代は試合前に必ず上半身裸で入場し、観客を沸かせた。
    当時は「刺青=反社会的イメージ」が強く、テレビ中継でモザイク処理されたことも。
  2. 驚異的なタフネス
    顎が異常に強く、KO負けはわずか1回のみ(引退2年前)。
    「打たれても倒れない」「不死身」と言われ、相手を疲れさせる戦法が得意だった。
  3. 遅咲きのスター
    22歳でプロデビューと遅めだったが、新人王→日本王者→東洋太平洋王者とステップアップ。
    30代でも衰えを知らず、35歳でOPBF王座を獲得(当時としては高齢)。
  4. 名勝負・印象的な試合
  • 2004年6月 日本タイトル獲得戦:10RTKO勝ちで号泣
  • 2008年3月 OPBFタイトル戦:フィリピンの強打者スイコを8Rでマットに沈める
  • 2010年6月 KO負け:キャリア唯一のダウン→これが引退を早めた一戦

引退後

  • 2013年より東京都杉並区荻窪で居酒屋「魚料理 いきや」を経営(現在も営業中)
  • 2018年頃からジムで後進の指導も行う
  • 2024年3月に女優・吉田美佳子さんと結婚(24歳差婚で大話題に)
  • 2025年12月5日 第一子(長男)誕生

大嶋宏成は「見た目は怖いが根は真面目で優しい」というギャップで、ボクシングファンから今も根強い人気があります。引退から13年経った今も、リングサイドで見かける機会は多く、息子の誕生で「第二の人生」も注目されています。

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