高市早苗首相(高市内閣)の支持率は、2026年2月6日時点で60%台後半〜70%前半を維持する高水準ですが、発足時(2025年10月頃)のピーク(70%超、最高78%台)から徐々に下落傾向にあります。主な最新調査(1月末〜2月初旬)では、JNNで69.9%(前回比-8.2pt)、グリーン・シップ「世論レーダー」で66.5%(前週比微減、5週連続下落)、朝日で57%などとばらつきがありますが、全体として依然高い水準です。

支持率が高い主な要因

高市首相の支持は、歴代首相と比べて異例に高く、特に若年層(10〜30代)で顕著です。報道や調査から主な要因は以下の通りです。

  • リーダーシップと人柄の評価
    「はっきり言い切る」「信頼できる」「印象が良い」という声が最多。支持理由のトップは「人品值得信赖」(人柄が信頼できる、39%)や「リーダーシップがある」(28.8%)。「今までの首相より早く動いてくれる」「変えてくれそう」という期待感が強い。特に女性初の首相として「おじさんの首相とは違う」という新鮮さや、外交でのフレンドリーな振る舞いが好印象を与えています。
  • 若年層・ネット層の強い支持(「サナ活」現象)
    18〜39歳で支持率77%超(一部調査で90%近く)。SNS(YouTube、TikTokなど)で切り抜き動画が拡散され、アルゴリズムで無党派層にも広がる「情動の政治」が効いています。「頑張れば報われるロールモデル」として若者に刺さり、安倍元首相の後継者イメージもプラス。保守層や変化を求める層に響き、無党派の比例投票先でも自民が最多になる要因です。
  • 政策面の評価
    「責任ある積極財政」(経済成長優先)が72%評価(読売調査)。対中姿勢(台湾有事関連の発言など)が「評価する」59%と堅調。中国からの圧力(レアアース規制など)に対抗する強い姿勢が、安全保障重視層に支持されています。

支持率下落の主な要因(最近の低下理由)

ピークから下落した主な原因は、2026年1月の通常国会冒頭解散判断です。

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  • 解散のタイミングへの疑問
    「妥当ではない」「評価しない」が4割超(毎日・読売など)。予算成立を先送りした「大義なき解散」との批判で、消極的支持層(「どちらかといえば支持」)が離反。無党派層の変化も指摘されています。
  • 消極的支持の揺らぎ
    積極的支持層は安定だが、全体下落の中心は中間層。物価高対策の遅れや、党内基盤の脆弱さ(麻生派頼み)も潜在リスク。
  • 政党支持率との乖離
    内閣支持率66〜70%に対し、自民党支持率は30%前後と低め。「高市さん好感、でも自民は…」というズレが続き、選挙での得票に繋がりにくい側面もあります。

まとめ

高市首相の支持率は人柄・リーダーシップ + 若者/SNS人気 + 積極財政・対中強硬姿勢が主な追い風で、衆院選(2月8日投開票)で自民優勢の背景となっています。一方、解散判断による下落が続き、選挙後の政権安定には「単独過半数以上」が鍵。投票率低下(寒波・真冬選挙)で組織票有利になる可能性もあり、最終影響は投開票結果次第です。

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