島田洋一氏(しまだ よういち、68歳)は、2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙(衆院選2026)で、日本保守党公認・比例代表近畿ブロック(定数28)1位で立候補しましたが、落選が確定しました。前回(2024年衆院選)で同ブロック1位として初当選(1期)したものの、今回は議席を失いました。日本保守党全体としても比例・小選挙区ともに議席ゼロの惨敗で、党の獲得議席は0となりました(近畿ブロックでの党得票は約25万9055票、得票率2.8%)。
落選確定の背景と選挙結果
- 比例近畿ブロックの結果:日本保守党は名簿1位の島田氏を筆頭に3人を擁立しましたが、議席獲得に至らず。開票率100%で0議席確定。自民党が多数を占める中、保守層の票が自民(高市早苗首相人気)に流れた影響が大きいと見られます。
- 日本保守党全体の惨敗:百田尚樹代表は開票センターで「惨敗やね」と敗戦の弁を述べ、有本香事務総長らとともに厳しい結果を受け止めました。党は前回衆院選で1議席(島田氏)を獲得したものの、今回は全候補落選。参政党(15議席)などの新興保守勢力に票を食われた側面もあります。
- 島田氏本人の反応:落選確定後、自身のYouTube番組で「残念ながら議席を失ったが、1年3カ月の議員経験で国会議員がいかに国際政治の動きを知らないか痛感した。今後は本来の国際政治の研究者として積極的に発信していく。拉致問題の解決にも民間の立場から活動していく」と語りました。産経ニュースなどで報じられた動画でも、拉致問題への継続的な取り組みを強調しています。
敗因分析
主な敗因として、以下の点が指摘されています(メディア・X上の議論から):
- 高市旋風の影響:高市早苗首相率いる自民党が316議席の歴史的大勝。保守政策(減税・安保強化など)が自民に取り込まれ、保守票が自民に集中。日本保守党の独自性が埋没し、支持層流出を招いた。
- 党内の問題とイメージ:選挙中・直前に、島田氏の高市政権批判(持病悪化欠席など)や党の反ワクチン候補擁立、ブロック行為などが支持離れを加速。地方基盤の弱さ(地方議員少ない)も比例票伸ばせず。
- 野党競合と票分散:保守系野党(参政党など)の台頭で票が分散。自民の圧勝ムードで「野党批判票」が少なく、党の「正論」アピールが届きにくかった。
- 全体評価:X上では「島田氏の落選は痛手」「保守党の迷走が敗因」「高市人気で保守票が自民に流れたイレギュラー」など、党支持者からも冷静な分析が多い。
今後の動向
島田氏は政治家引退ではなく、研究者・論客としての活動再開を明確に表明。主な展望は以下の通り:
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- メディア・発信活動の強化:福井県立大学名誉教授として、国際政治(拉致問題、北朝鮮・中国関連)の専門家視点でYouTube「島田名誉教授代議士チャンネル」やnote、書籍などで積極発信。選挙前から続けていたライブ配信を継続・拡大の見込み。
- 拉致問題への民間取り組み:議員在職中は拉致問題対策本部長を務め、尽力。落選後も「民間の立場から解決に向け取り組む」と強調。産経ニュースなどで報じられたように、松原仁氏(無所属落選)と並んで拉致解決のキーパーソンとして注目。
- 日本保守党との関係:党所属は継続せず、距離を置く可能性が高いが、百田尚樹代表・北村晴男参院議員らが参院で存在感を発揮する中、党外から支援・論客として関与する公算。党は次期参院選や統一地方選で巻き返しを図る方針。
- 長期展望:X上で「次の総選挙で日本保守党は躍進するだろう。それまで孤塁を守る」との過去発言もあり、2028年頃の政治再参画の可能性を残す。保守層向けの国際情勢解説が主軸となり、テレビ・講演出演が増えると予想されます。
総じて、島田氏は議員経験を活かしつつ「国会議員がいかに知らないか」を痛感したと振り返り、研究者としての「正論」発信を強める方向へシフト。保守界隈では「痛手だが、論客としての復活に期待」の声が目立ちます。
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