参議院選挙２０１９開票速報、与党は過半数。１人区で自民２２勝１０敗

７月２１日は参議院選挙でした。そして、選挙の開票が終了しました。
与党が過半数をキープしました。
今回の選挙についての読売新聞のネット開票速報などをまとめました

参院選選挙２０１９開票速報！ 与党は過半数

参議院選挙開票が終了しました。選挙結果は以下の通りです。

与党　７１　野党　５０　その他　３　合わせて１２４議席

非改選との合計
与党　１４１　野党　９７　その他　７　合わせて２４５議席

参院選選挙２０１９開票速報！ １人区、自民２２勝１０敗

第２５回参院選は７月２１日、投開票が行われました。
自民、公明の与党は堅調に議席を伸ばし、改選定数１２４の過半数である６３議席を超えました。
国政選で６連勝を果たした安倍首相（自民党総裁）は、政権への信任を得たとして、１０月の消費増税や悲願の法改正論議などに取り組む予定です。
一方、野党では、立憲民主党は改選９議席を上回る１７議席を確保した。

１人区、自民２２勝１０敗

　全国に３２ある改選定数１の「１人区」では自民党２２勝、野党統一候補１０勝で自民党が野党に差をつける結果となりまた。
安倍首相は２１日夜、ＮＨＫの番組で「安定した政治基盤のもとに、しっかりと政策を進めていけという判断を（有権者に）していただいた」と述べました。

安倍首相は２０２１年９月に自民党総裁としての任期満了を迎える。今回の参院選後は、衆院解散・総選挙に打って出られそうな時期が限られるため、党内ではレームダック（死に体）化を懸念する声もありました。安倍首相は今回の参院選の勝敗ラインを、非改選の７０議席を含め定数２４５の過半数（１２３）に設定しました。今回の結果はこれを上回り、自民党の二階幹事長らが設定した、より厳しい目標の「与党で改選過半数」にも達したことから、政権の求心力を維持するとみられます。

ただし、今回選挙の結果、自民党は参院での「単独過半数」を３年ぶりに失いました。
自民党の非改選議員は５６人で、単独過半数を維持するには６７議席必要でした。この結果で、安倍首相は、連立を組む公明党に、より配慮した政権運営を余儀なくされる見込みです。

　与党と憲法改正に前向きな日本維新の会、無所属議員を含む勢力で、国会発議に必要な定数の３分の２（１６４）以上を維持できるかどうかも注目された。この場合、与党と改憲勢力で計８５議席必要だったが、届かなかった。

野党の選挙対策と今後について

今回の選挙の主な争点は年金制度、消費増税、憲法改正などでした。
野党は低年金者に対する給付金を与党の提案より手厚くすることや、年金給付の伸び率を抑制するマクロ経済スライドの見直しを求めたほか、政府が１０月に予定する消費増税への反対で足並みをそろえた。しかし、大きな支持を得るには至りませんでした。

今後の野党についてですが、立民と国民の動向が注目です。野党第１党の地位を固めた立民に比べ、苦戦を余儀なくされた国民は、党勢立て直しが急務となる。また、改憲勢力の補完として、安倍首相から選挙後のインタビューで直々に名指しされたのが国民民主党です。

他、諸派では、れいわ新選組が比例選で２議席を獲得した。

野党では、次期衆院選でも共闘を継続するかどうかが議論になりそうだ。今回、’立民と国民民主、共産、社民の４野党は、１人区の全てで候補者を一本化し、１６年参院選の結果と同じ「１１勝」を目標としたものの、かないませんでした。

https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20190722-OYT1T50090/

まとめ

読売新聞の選挙開票の速報をまとめました。