バレンタインデーは基本的に女性が男性にチョコなどをあげるのが日本では定番ですが、最近では、女性が女性(特に友人やお世話になっている人など)にあげる、という形式が流行ってきました。
これが友チョコです。
この友チョコについて、バレンタインデーの友チョコとは何なのか、いつから流行しているのか、そして義理チョコとの違いをまとめてみました。
バレンタインデーの友チョコとは何?
まずは、バレンタインデーに関してです。
日本におけるバレンタインデーについてはこちらでまとめました。合わせてご覧ください。
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バレンタインデーの由来とは?チョコレートを贈るのは日本だけ?その歴史も紹介
そのバレンタインデーの日本での形態が最近多様化してきました。そもそも海外では、愛情を形にしてパートナーに花束や物を贈る日で、女性から男性とは限らない日でした。そして、日本では独自の多様化を見せています。
すなわち、2月14日のバレンタインデーの日に、同性の友人に贈るチョコレートを贈る場合が多くなってきました。
例えば中高一貫の女子校では、クラスメート同士のチョコレートの交換は以前から行われていたそうです。
この場合でもチョコレートの交換には恋愛感情が伴わないものを指します。
基本的に、女の子同士で交換しあって楽しむのがメジャーです。男性同士という形態も存在はしているでしょう。例えば、男子校でも交換する場合がないとは言えないでしょうね。ただ、その場合、同性へのチョコレートのプレゼントが恋愛感情に伴うとなれば、それは普通のバレンタインチョコレートと言えるでしょうけど。
また、お世話になった人に贈るチョコレートは「世話チョコ」と呼ばれ、特に家族の誰かに贈るチョコレートは「ファミチョコ」と呼ばれます。そして、バレンタインデーに男性から女性に贈られるチョコは「逆チョコ」などと呼ばれるそうですが、これは恋愛感情次第で友チョコか「普通の」バレンタインチョコか、に分類できますね。
さらに、上司が部下に贈るチョコレートは「部下チョコ」、こともあるそうですが、これは義理チョコの一種ですね。
友チョコはいつから流行しているの?
もともとは、 日本の女子高生からこの習慣は始まったということです。
それが今では市民権を得て、社会人の間まで広がって、友チョコの交換がされるようになりました。
なので、友チョコ、すなわち、バレンタインデーに友達同士のチョコレートの交換は、けっこう前から自然に行われていたそうです。
しかし、友チョコ、という言葉が広まったのは、ごく最近、チョコレートメーカーのCMに登場してから、その影響が大きくて広がった、というのが真相です。
このCMとは、2013年の明治ミルクチョコレート、嵐の松本潤くんが出演している素敵なCMの影響が大きいと考えられます。
このCMでは、女の子が女の子の友達のために手作りチョコを作っています。
で、松本くんの最後の「僕のはないの?」がオチになってます。
バレンタインデーの友チョコと義理チョコの違いは?
友チョコの場合、対象は恋愛関係の伴わない相手に渡すことを指します。
そして、チョコレートの交換に恋愛感情が伴わないものとしては、ある程度の歴史がある「義理チョコ」も挙げられます。
義理チョコは1980年代から流行し始めたバレンタインデーのチョコレートのあげ方の一つです。
主に上司や先生、同僚、同級生、友達、後輩など恋愛感情を伴わない異性に贈るチョコレートを指します。
とりあえず渡しておこう、という感情から、お世話の気持ちを込めて、という思いが強い場合と程度の個人差があるでしょう。
最近では会社内では、複数の女性社員がみんなに箱で渡すという形式が流行っていて、これだと男性のホワイトデーへのプレッシャーは小さいみたいですね。
例えば、こんなチョコですね。
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一方、友チョコは、2000年頃から徐々に流行してきました。2013年にCMでメジャーになったというのは先ほど説明した通りです。
友チョコの特徴としては、バレンタインデーの日に贈り合う、という形式です。例えば、クラスの女の子同士で贈り合います。いわば、バレンタインデーのチョコレートの交換会と言えます。
また、見かけの可愛らしさが重視されます。
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一方、手作りで頑張って作る女性が多いのも特徴とされます。
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そして、日頃の友達としていてくれてありがとう、の感謝の意がこめられています。
まとめ
最近良好している、バレンタインデーの友チョコとは何か、いつから流行り始めたのか、そして、歴史のある義理チョコとの違いをまとめました。
形はどうであれ、感謝の気持ちから愛情を伝えるこのバレンタインデー、楽しい日になるといいですね。
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