日本では昨年秋、最新型スバルレガシィアウトバックが発売され、注目を集めております。
スバル レガシィ アウトバック 一部改良 欧州仕様 2.5L オーナー 納車12ヶ月雑感 スバルリコール問題、国内仕様 1.8Lターボ とアメリカウィルダネス2.4L ターボについて報告します。
欧州某国在住のA氏、昨年秋にスバルアウトバックを購入しました。
写真のカラーはシルバーメタリックですが、A氏はクリムゾンレッドメタリックを購入。
スバル レガシィ アウトバック 一部改良
スバルは、9/14(水)「レガシィアウトバック」を一部改良したと発表。ライトのスイッチの操作性を見直した。7月から受注を開始しており、順次納車を開始する。8月下旬に発表した「フォレスター」は原材料価格の高騰で5万5千円値上げしたが、レガシィアウトバックは据え置いた。月販計画は700台。 一部改良では「車幅灯/尾灯&オフ」のスイッチを「車幅灯/尾灯」と「オフ」に分けたことで使い勝手を高めた。 価格は414万7千円(消費税込み)から。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddc0929c81337536f90d907f9d572539b785ebeb
欧州仕様 サイズ
A氏の購入した欧州仕様 アウトバック、スペックサイズは日本と同じです。
すなわち
寸法・重量・定員 | |||
---|---|---|---|
Limited EX | X-BREAK EX | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4870×1875×1675 | 4870×1875×1670 | |
室内長×室内幅×室内高(mm) * 注1 | 1840×1545×1245 | ||
ホイールベース(mm) | 2745 | ||
トレッド[前/後](mm) | 1570/1600 | ||
最低地上高(mm) * | 213 | ||
車両重量(kg) 注2 | 1690〈1710〉 | 1680〈1710〉 | |
乗車定員(名) | 5 | ||
車両総重量(kg) 注2 | 1965〈1985〉 | 1955〈1985〉 | |
出典 https://scdam.subaru.jp/20210906/20210906130838outback_specifications.pdf?_ga=2.69235412.557224591.1643955108-1769712306.1619161303
このうち、全高が1675mmのサイズです。
日本での販売グレードは、
Limited EX,X-BREAK EX
2.5i ADVENTURE,2.5i LIMITED,2.5i TOURING,2.5i FIELD
の4つとなってます。
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車12ヶ月雑感
12ヶ月経過、走行距離は5800キロ程度とのことです。
A氏によると、秋冬春、と駆け抜け今、秋の真っ只中、アウトバックを購入したことに関しては大きな満足しかない、とのことです。
今まで使ったことがなかったマニュアルモードにたまたま入ってしまって、ギア操作がわからず(ローから上げる方法がわからず)若干パニクるというアクシデントが発生したそうです。
そしてマニュアルを見たら、ハンドルについてる手動のギアチェンジで上げ下げと。1年経って初めてその操作方法を知ったとのこと。実際、だから使うかというと全く使う必要は感じないそうです。
一年目のチェックは保証内なので無料で点検してもらい、何の問題もなかったとのこと。
一度だけスタートしないというアクシデントが発生したけどその後2回のチェックでやはり問題なし。
これから冬にかけてさらに信頼をしてい苦ことになるでしょう。
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車12ヶ月 良かった点
よかった点はまず
かっこいいスタイル
スタイルには満足しています。シャア専用ゲルググ、もしくは赤いガンダム、というマッチョ系イメージです。安心できます。
しっかりとしたハンドリングと走行性能
車の剛性の高さがわかります。高速を走っていても雪道を走っていてもほぼ安定していて、これがこのクラスでは最高級なのではと思わせます。低速でも取り回しは難しくなく、トルクはどの回転数からでも問題なく出ます。
ギアチェンジのスムーズさも特筆です。一年点検でヒョンデの一番安いモデルのオートマが代車だったが、そのギアチェンジのカックンぶりにスバルの凄さを再認識
そして、安全への配慮、
ファイブスター大賞ダントツという評価、そしてアイサイトのドライブへの介入。高速道路でのイージードライブ。これは寿命を伸ばしたように思います。
バックでの車庫入れもでかいけど問題ないです。バックのカメラの威力はでかい。
積載スペース
これはすごいです。シートを倒せば文字通りなんでも詰めます。倒さなくても凄いです。
もっと乗りたいしキャンプとかも行きたいと思わせるまさにイメージ通りのワゴンが手に入ったという喜びをA氏は語っております。
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧米欧州仕様 走りのスペック
まず、2.5L NA というヨーロッパ仕様は、アメリカ仕様のエンジン
この2.5リッター水平対向4気筒エンジン
・最高出力185馬力/5800rpm・最大トルク239Nm/4400rpm。
となっております。
ちなみに日本仕様
エンジン:1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボ
・最高出力:177馬力/5200rpm-5600rpm・最大トルク:300Nm/1600rpm-3600rpm
となっております。
ちなみに欧州ではアウトバックウィルダネスは発売されておらず、話題の2.4Lターボは手に入りませんでした。
では、売ってたら買ってたのかどうか?これは値段との相談となったでしょう。
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点への雑感
ここで、新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー が見る 国内仕様 1.8Lターボ の問題点を考えてみましょう。
スバルリコールおおすぎでは?
あえて列挙しませんが、スバル、リコールでかなりのニュースが見られます。こちらではエンジンの電子制御の調整で一度リコールはありました。ただ、レヴォーグが日本の高速でストップしてそれ以降の話題はずっとフォローしておりました。
安全性ではファイブスター大賞を取ったといういいニュースもあり、信頼しているだけに、これからもスバル頑張って欲しいところです。
スバル レガシィ アウトバック グレード選択肢の狭さ
日本での販売グレードは、Limited EXとX-BREAK EXの二つしかありません。これはスバルはこの車にどれだけ熱を入れているのか?という疑問すら抱かせます。
ていうか、フラッグシップはレヴォーグ、人気車種はフォレスター。スポーツワゴンが欲しい人にはアウトバックでは選択肢なし、という現実が全てでしょう。
結局、どういうことか、というと
スバル レガシィ アウトバック サイズが大きい
そう、サイズがでかいのです。日本の道路事情、駐車場事情にはあってない地域も多いと思われます。
欧州の道はアメリカほどデカくなく、さらに駐車場も実は狭い。これまでに擦られたりドアチョップ受けたりとA氏も苦労しているとのことです。
スバル レガシィ アウトバック カラー選択肢の狭さ
カタログを見たらわかりますが、色の選択肢があまりありません。9色ですが、結構マイナーな色が含まれています。例えば、普通の赤、普通の青、普通の緑、そしてそれらのメタリック、などがありません。 ※はメーカーオプションカラーの為、有料 (33,000円) です。
クリスタルブラック・シリカ | |
クリスタルホワイト・パール ※ | |
アイスシルバー・メタリック | |
マグネタイトグレー・メタリック | |
ブリリアントブロンズ・メタリック | |
クリムゾンレッド・パール ※ | |
サファイアブルー・パール | |
オータムグリーン・メタリック | |
ストームグレー・メタリック |
よく動画で見る、オータムグリーン・メタリックはちょっとおっさんくさい感じがします。
クリムゾンレッド・パールを気に入っているA氏ですが、本音は、マツダのより鮮やかな赤の方が好みとのこと。まあ微妙な違いなんですが。
スバル レガシィ アウトバック 値段
値段ははります。これは日本でも欧州でもアメリカでも同様。Limited EX は 4290000円から、そしてX-BREAK EX は 4147000円から、です。買う人を選ぶ車種であることは間違いありません。
そして、日本において「たかが1.8Lターボのエンジンでこの値段はどうよ?」という感想はあるのは仕方ないかもしれません。
もちろん車はエンジン性能だけに価値があるわけではありませんが、イメージの問題です。もし2.4Lターボが欲しければ、レヴォーグですね。ただこれも高いです当然ながら。
スバル レガシィ アウトバック 足回り 電子制御ダンパーがない
レヴォーグのスポーツバージョンに装備されている電子制御ダンパーがレガシィには装備されていません。
この違いがわかるのはほとんどいないかもしれませんが、カタログ上で劣っているのはフラッグシップと言えるか、ということです。言えないですね。
というか、スバルのフラッグシップカー、売れ筋として国内で期待されているのは明らかにレヴォーグですね。
スバル レガシィ アウトバック スマートリヤビューミラーがない
新型レヴォーグにはメーカーオプション装備されている、後方視界を広げるスマートリヤビューミラーがレガシィには装備されていません。これはフラッグシップカーらしからぬ選択肢の欠落と言えるでしょう。
これらをあえて挙げましたが、基本的にA氏はアウトバック所有で非常に満足しているとのことです。上にあげたいくつかは年次改良で加えられるのではと思われますが、出てみないとわかりません。
まとめ
新型 スバル レガシィ アウトバック 欧州仕様 2.5L オーナー 納車12ヶ月雑感 スバルリコール問題、国内仕様 1.8Lターボ とアメリカウィルダネス2.4L ターボ
をまとめました。
https://okonomijyoho.com/category/カーライフ
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