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新型 ホンダ プレリュード発売!概要と性能、特徴とライバルとの比較、値段は?

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新型 ホンダ プレリュード発売!概要と性能、特徴とライバルとの比較、値段は?

新型ホンダ・プレリュードの発売概要ホンダは、2025年9月4日に新型「PRELUDE(プレリュード)」を正式発表し、同年9月5日から日本国内で発売を開始しました。24年ぶりの復活となるこのモデルは、電動化時代に「操る喜び」を追求したスペシャリティスポーツハイブリッドクーペです。グランドコンセプトは「UNLIMITED GLIDE」で、グライダーのような滑空感と非日常のときめきを提供することを目指しています。北米や欧州では2025年末以降の発売が予定されており、生産台数は月間約300台と少量生産で、予約殺到が予想されます。


性能新型プレリュードは、シビックハイブリッドの技術をベースに進化したパワートレインを搭載。ホンダ独自の2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、2.0Lアトキンソンサイクル直噴ガソリンエンジン(発電用)とデュアルモーターを組み合わせています。システム出力は200馬力、トルクは232 lb-ft(約315Nm)で、0-100km/h加速は約6.1秒(シビックハイブリッド相当)と、日常域でのスムーズな加速と高い燃費を両立。燃費は市街地46mpg/高速41mpg(約19.6km/L相当)と優れており、EVモードでの静粛性が高いのが特徴です。

  • 駆動方式: FF(前輪駆動)
  • トランスミッション: e-CVT(新開発「Honda S+ Shift」搭載)。パドルシフトで仮想8速変速をシミュレートし、エンジン音やレブマッチングを再現。S+モードではデュアルクラッチ風のダイレクトなシフトフィールを提供。
  • サスペンション: シビックTYPE R由来の「デュアルアクシス・ストラットサスペンション」と「アダプティブ・ダンパーシステム」を採用。ホイールベースを短くし、旋回性を向上。
  • ブレーキ: Brembo製4ポットキャリパー+大径ローターで、強力な制動力。
  • ハンドリング: 「アジャイルハンドリングアシスト」でブレーキ領域まで制御を拡大。コーナー進入から脱出まで自然なライントレースを実現。
  • ドライブモード: コンフォート、GT、スポーツ、インディビジュアルの4モード。一ペダルドライブ対応で、アクセルオフ時の回生ブレーキが強い。

ボディサイズは全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mm、ホイールベース2605mm、車重1460kgとコンパクトながら低重心で、日常使いからスポーツ走行まで対応します。


特徴

  • エクステリア: グライダーインスパイアの流麗なデザイン。低く鋭いノーズ、滑らかなボディライン、ワイドスタンスでダイナミックな印象。LEDヘッドライトやポップアウト式ドアハンドルが現代的。ボディカラーはフレームレッド、クリスタルブラックパール(無償)、メテオロイドグレー、メテオロイドグレー(有償38,500円)、ムーンリットホワイトパール(有償82,500円)。
  • インテリア: ドライバー中心のレイアウトで、プレミアムスポーツシート(ソフトタッチレザー)。2+2シート構成で後席は小柄な大人向けだが、日常の使い勝手(ハッチバック形状で荷室広め)を考慮。インフォテインメントは12.3インチデジタルメーター+9インチタッチスクリーン、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto対応。電動サンルーフやアンビエント照明で高級感を演出。
  • 安全装備: 「Honda SENSING」専用チューニング。衝突軽減ブレーキ、車線維持支援、トラフィックジャムアシスト、ブラインドスポット情報など。プレリュード専用セッティングで自然な制御を実現。
  • その他: 19インチアルミホイール標準。ホンダのスポーツ遺産(4WSや電動サンルーフの伝統)をハイブリッドで継承し、環境性能(CO2排出低減)と楽しさを両立。限定モデル「Honda ON Limited Edition」(ムーンリットホワイト&ブラック2トーン、先着順)はアクセサリー付きでプレミアム感を高める。

このモデルは、シビックTYPE Rの「速さの絶対値」に対し、プレリュードは「情緒の絶対値」を目指した位置づけで、ハイブリッドならではの滑らかな走りと日常の快適性を強調しています。


ライバルとの比較新型プレリュードは、ハイブリッド2ドアクーペという独自ポジションで直接的なライバルがいませんが、主な競合は国産スポーツカー(トヨタGR86/スバルBRZ、日産フェアレディZ、トヨタGRスープラ)やホンダ内シビックTYPE Rです。価格帯が中上位のため、スペシャリティ志向のユーザーをターゲットにしています。以下に主な比較をテーブルでまとめます(価格は日本国内希望小売価格、税込、2025年9月時点)。

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項目
ホンダ プレリュード
トヨタ GR86/スバル BRZ
日産 フェアレディZ
トヨタ GRスープラ
ホンダ シビック TYPE R
価格 (万円)
618〜648
300〜380
550〜
800〜
618 (同等パッケージ)
パワートレイン
e:HEVハイブリッド (200PS/315Nm)
2.4L水平対向4気筒 (235PS/250Nm)
3.0L V6ツインターボ (400PS/475Nm)
3.0L直6ターボ (387PS/500Nm)
2.0Lターボ (330PS/420Nm)
駆動方式
FF
FR
FR
FR
FF
燃費 (km/L)
約20 (市街地/高速)
約12-13
約9-10
約10
約12
0-100km/h加速 (秒)
約6.1
約6.3
約4.5
約4.0
約5.4
特徴
ハイブリッドの滑らかさ、燃費重視のGT走行。S+ Shiftでシフトフィール向上。
軽量FRのピュアハンドリング。エントリースポーツ。
高出力V6のトルクフル。日常+スポーツ。
プレミアムFRの洗練。BMW共同開発。
ホンダ最強のFFスポーツ。サーキット志向。
強み/弱み
環境性能と日常使いのバランス◎。出力は控えめ。
手頃価格で楽しいが、燃費・快適性劣る。
パワー重視。燃費悪く価格高め。
高級感◎。日常の乗り心地で劣る場合あり。
速さの極み。燃費・快適性でプレリュードに劣る。

プレリュードの独自性は「電動化スポーツ」で、GR86/BRZのようなエントリー層より上質、Z/スープラの高出力ガソリン車より燃費・静粛性で優位。TYPE Rとは価格同等だが、プレリュードは「情緒的GT」、TYPE Rは「ピュアスポーツ」と差別化されています。SUV全盛の今、2ドアクーペの希少性が魅力ですが、価格の高さがネックになる可能性も。


値段

  • ベースグレード: 617万9,800円(税込)
  • Honda ON Limited Edition(オンライン限定、数量限定、先着順): 648万100円(2トーンカラー+専用アクセサリー付き)

価格はホンダ国内ラインナップで最高クラスで、シビックTYPE Rと同等。少量生産の専用ボディ設計がコストを押し上げていますが、ハイブリッドのランニングコスト低減が魅力。オプション(ボディカラーなど)で最大+10万円程度。 予約はディーラーまたはHonda ONで受付中ですが、限定生産のため抽選や待ちが発生する可能性が高いです。詳細はホンダ公式サイト(https://www.honda.co.jp/PRELUDE/)で確認を。ご質問があればお知らせください!

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