One Ok Rockの大阪ライブでTENBLANKが登場した詳細
2025年9月13日・14日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催されたONE OK ROCK(以下、ワンオク)の『DETOX JAPAN TOUR 2025』大阪公演(2日間、約7万人動員)において、初日(9月13日)に俳優・佐藤健さん率いるバンド「TENBLANK」(テンブランク)がサプライズゲストとして登場しました。この公演はワンオクのジャパンツアーの一環で、全国4カ所7公演を完走するツアーの大阪編として、熱狂的な盛り上がりを見せました。以下で詳細と理由を説明します。
公演の概要
- 日程・会場: 2025年9月13日(土)・14日(日)、ヤンマースタジアム長居(大阪府)。開場15:30、開演17:30。
- 全体のセトリ(初日例): ワンオクのメインセットは「Puppets Can’t Control You」「Save Yourself」「Make It Out Alive」「Cry Out」「NASTY」「Living Dolls」「Party’s Over」「Tiny Pieces」など全20曲以上。ピアノバージョンでの「Renegades」なども披露され、情感豊かなステージとなりました。
- TENBLANKの登場タイミング: 初日の本編中盤、「This Can’t Be Us / with Osamu Fukuzawa」の後、TENBLANKがステージに登場。ワンオクのTaka(森田貴寛)さんから紹介され、コラボパフォーマンスが実現しました。
- コラボ曲: 「旋律と結晶」(TENBLANKの楽曲「Glass Heart」の別名)。TENBLANKのメンバーとワンオクが共演し、ライブバージョンとして演奏。会場は大歓声に包まれ、SNSでも「鳥肌が止まらない」「魂の共演」と話題になりました。 YouTube上にもファン撮影の動画が複数アップされ、視聴回数が急増しています。
- その他のサプライズ: アンコールではWANIMAのKENTAさんが登場し、佐藤健さんを含む面々で「キミシダイ列車」を演奏。Takaさんが感極まって涙を流すシーンもあり、観客の感動を呼んでいました。
TENBLANKとは?
TENBLANKは、Netflixオリジナルドラマ『グラスハート』(2025年配信)の劇中バンドとして結成されたプロジェクトバンドです。メンバーは以下の通りで、俳優陣の音楽パフォーマンスが魅力:
- 佐藤健(Vo.):リーダー的存在。ワンオクのTakaさんと親交が深く、過去に共演歴あり。
- 志尊淳(G.):クールなギタープレイ。
- 町田啓太(B.):力強いベース。
- 宮﨑優(Dr.):リズムを支えるドラム。
このバンドはドラマのプロモーションを兼ねており、メンバー全員が本格的な演奏スキルを発揮。公演後、メンバーそれぞれがInstagramで「一生忘れられない時間」「心の奥底からシビれた」と感謝の投稿をしています。
登場の理由
TENBLANKの登場は、事前予告なしのサプライズでしたが、背景にはTakaさんの個人的な事情がありました。
- Takaさんの怪我: ツアー直前の8月31日頃、Takaさんが足の親指を骨折。ステージ上で激しく動くパフォーマンスがワンオクの持ち味のため、怪我の影響で一部の動きが制限されていました。そこで、親友の佐藤健さんに「助けて欲しい」とLINEで直接依頼。佐藤さんは即座にTENBLANKのメンバー(志尊淳さん、町田啓太さん、宮﨑優さん)を巻き込み、全員のスケジュールを調整して大阪へ駆けつけました。
- 友情とコラボの意図: 佐藤健さんのMCでは「初めて助けて欲しいと言われた。Takaさんの才能を近くで見てきたからこそ、驕らず音楽を追求する姿に感動した」と語り、ワンオクへのリスペクトを表現。Takaさんも「みんなが来てくれて、脚の怪我も忘れた」と感謝を述べました。このコラボは、単なるゲスト出演ではなく、互いの絆を象徴するもので、ドラマ『グラスハート』の劇中曲を活かしたファンサービスとしても機能。 X(旧Twitter)上でも「フットワークの軽さに感動」「TENBLANK全員集合の奇跡」との声が相次ぎました。
- 2日目との違い: 2日目はTENBLANKの登場はなく、B’zの稲葉浩志さんなどの別ゲストが話題に。初日限定の特別アレンジでした。
この出来事は、ワンオクのツアー全体のハイライトとなり、約36万人を動員したジャパンツアーの感動的な締めくくりを象徴しています。 詳細な動画やセトリはファンサイトやYouTubeで確認可能ですが、公式グッズや次回公演情報はONE OK ROCKの公式サイトをチェックしてください。