高市氏 国民玉木氏と秘密裏に会談 というニュースの解説と連立の見込みは
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自民党の高市早苗新総裁は、2025年10月5日夜に東京都内で国民民主党の玉木雄一郎代表と極秘に会談したと報じられています。この会談は、高市氏が少数与党の自公政権を安定させるため、連立枠組みの拡大を視野に野党との連携を探る中で行われたものです。
高市氏は総裁選公約で、憲法改正、外交・安全保障、エネルギー政策、積極財政などの分野で国民民主の主張と親和性が高い点を強調し、早期の政策協定や連立参加を呼びかけていました。一方、玉木氏は会談後、経済政策(例: 「年収の壁」引き上げやガソリン税暫定税率廃止)で高市氏と一致点が多いとし、政策協議の要請があれば前向きに応じると述べていますが、連立入りについては「丁寧なプロセスが必要」と慎重姿勢を示しています。
このニュースの背景には、自民・公明の連立政権が衆院選後の少数与党化により、法案や予算成立が難航している点があります。高市氏は石破前政権の経験から、野党に譲歩を強いられる「部分連合」ではなく、安定した連立を目指しており、国民民主を「本命」と位置づけています。
国民民主は支持母体の連合(労働組合)が連立参加に難色を示す一方、政策実現のチャンスとして協議に応じる可能性が高いです。ただし、公明党側では高市氏の保守色(靖国神社参拝など)への不信から連立離脱論が浮上しており、これが実現すれば自公国連立の道が開けますが、麻生太郎自民党最高顧問の主導で岸田政権時代から模索されてきた経緯もあります。
連立の見込みについては、現時点で即時合意は低く、臨時国会(10月17日召集予定)前の首班指名選挙までに政策協議を進める方向ですが、国民民主の党内調整や連合の反対がハードルです。高市氏側近は「最初の組閣から加わってもらう」と積極的ですが、玉木氏の「打診が来たら考える」発言から、閣僚ポストや具体的な政策譲歩(例: 税制改正での裏付け)が鍵となります。
成功すれば自民の議席不足を補い、政権安定化につながりますが、失敗すれば法案ごとの個別協力にとどまり、政局不安定化のリスクがあります。X上でも「政策一致なら歓迎」「公明離脱を望む」声が目立ち、国民の反応は高市氏の保守路線支持に傾いていますが、連立の「身売り」懸念も指摘されています。
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