2025年 全日本大学アメリカンフットボール選手権 準決勝 TOKYOボウル概要2025年の全日本大学選手権(甲子園ボウル)準決勝「TOKYOボウル」(11月29日土曜日、スピアーズえどりくフィールド、14:00キックオフ)では、関東学生リーグ1位の早稲田大学ビッグベアーズ(以下、早稲田)と関西学生リーグ2位の立命館大学パンサーズ(以下、立命)が激突します。早稲田は関東1部TOP8で無敗優勝、立命は関西Div.1で1敗の強豪。両チームとも準々決勝を突破(早稲田 31-7 東北大学、立命 42-14 法政大学)し、全国4強に名を連ねました。このカードは、早稲田の攻撃多角性 vs 立命のラン爆発力が鍵。以下に今シーズンの詳細成績を分析し、早稲田の勝利可能性を予想します。今シーズンの両チーム成績詳細早稲田大学ビッグベアーズ(関東1部TOP8:7勝0敗、勝ち点21、総得点272・総失点101)早稲田は全7試合無敗で3年ぶりのリーグ優勝。攻撃平均約38.9点と爆発力が高く、特にランオフェンス(RB安藤慶太郎ら)がリーグトップクラス(総ラッシュヤード約1,800)。守備も安定し、失点平均14.4点と上位を封じ込めました。中央大戦のような接戦でも逆転勝利の経験豊富。

対戦相手スコア (早稲田-相手)勝敗備考
第1節明治大学34-20ランで優位、序盤リード
第2節東京大学35-23パスとラン両立、終盤TD
第3節立教大学48-0完封勝利、守備完璧
第4節慶應義塾大学28-13早慶戦勝利、QB主導
第5節桜美林大学48-7大差、RB安藤3TD
第6節中央大学48-35接戦も逆転、総攻撃
第7節法政大学31-3優勝決定戦、守備固め
準々決勝東北大学31-7ラン中心、RB長内一航4TD
  • 強み: 攻撃のバランス(ラン60%・パス40%推定)とディフェンスの柔軟性。RB安藤・長内コンビの爆走が脅威で、リーグ戦で6試合以上40点超え。弱点は中央戦で見せた後半の失点増加だが、調整で克服。
  • 総括: 得失点差+171と圧倒的。全国準々で東北をランで封じ、勢いそのまま。

立命館大学パンサーズ(関西Div.1:6勝1敗0分、勝ち点18、総得点216・総失点91)立命は唯一の敗戦が最終節の関学戦(3-24)で、2位通過。攻撃平均約30.9点、守備平均13.0点と関西随一の堅守。ランオフェンスが武器で、甲南・同志社戦の大差勝利が象徴。準々決勝では法政をラン6TDで42-14撃破し、全国適応力を証明。

スポンサーリンク
対戦相手スコア (立命-相手)勝敗備考
第1節同志社大学49-17開幕大勝、パス多め
第2節甲南大学48-0完封、ラン爆発
第3節京都大学31-17安定勝利、守備光る
第4節近畿大学34-7中堅撃破、TD5
第5節神戸大学24-16接戦、終盤逆転
第6節関西大学27-10関関戦勝利、ラン優位
第7節関西学院大学3-24唯一敗戦、守備崩壊
準々決勝法政大学42-14ラン6TD、圧倒
  • 強み: ラン重視の攻撃(総ラッシュヤード約1,600)と鉄壁ディフェンス。関学戦の惨敗を教訓に、準々で法政のランを封じ(失点14)。弱点はパスディフェンスの脆さ(同志社戦でパスTD多め)と、ハイレベル相手の決定力不足。
  • 総括: 得失点差+125と優秀だが、関学戦の低得点が懸念。全国戦でランを活かせば脅威。

成績分析と早稲田の勝利可能性

  • 攻撃比較: 早稲田の多角攻撃(ラン+パス)が立命のラン特化に対し優位。立命のランは強力だが、早稲田のLB(ラインバッカー)陣がリーグ戦で明治・中央のランを抑えた実績あり。準々決勝で早稲田は東北のランを7点に封じ、立命も法政を14点止めに。互角だが、早稲田の平均得点高さがアドバンテージ。
  • 守備比較: 両者失点平均13-14点と拮抗。立命のDL(ディフェンシブライン)が早稲田のRBを止めるかが焦点だが、早稲田のセカンダリー(二次守備)がパスをカバーし、立命の唯一の弱点(パス耐性)を突けそう。関学戦の立命守備崩壊は、早稲田のQB主導攻撃で再現の恐れ。
  • その他要因:
    • 経験・調整: 早稲田は3年ぶり全国準決勝でモチベーション高く、東京開催がホーム寄り(観客有利)。立命は関西王者関学に敗れた悔しさをバネに準々大勝したが、移動の疲労が懸念。
    • 選手ポイント: 早稲田のRB安藤慶太郎(リーグMVP級、準々3TD)とWR陣 vs 立命のRB木下(準々2TD)とQBの正確パス。雨予報なし(11月下旬東京)で、両者のラン戦が本格化。
    • 過去対戦: 直近の全国交差なしだが、早稲田の関東無敗 vs 立命の関西1敗で、総合力で早稲田優位。

試合結果予想早稲田大学の勝利を予想します。スコアは31-21程度の10点差で早稲田が上回るでしょう。早稲田は勝てます。理由は、無敗の安定感と攻撃の柔軟性が立命のランを凌駕する点。接戦必至ですが、早稲田の後半粘りが勝負を決めるはず。立命の爆発力で逆転の目もあり、TD合戦の好ゲームに! ライブ配信はアメフト公式アプリなどで。両校のプライドを賭けた一戦、楽しみです。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください