2025年 ライスボウルトーナメント準決勝 パールボウル概要2025年の社会人日本一を決めるライスボウルトーナメント(Xリーグプレーオフ)準決勝「パールボウル」(12月14日日曜日、ヤンマースタジアム長居、14:00キックオフ予定)では、X1 Super EAST1位のオービックシーガルズ(以下、オービック)とX1 Super EAST2位の東京ガス クリエイターズ(以下、東京ガス)が対戦します。オービックはリーグ戦で3勝3敗ながら総合6位から勝ち上がり、準々決勝でエレコム神戸を撃破(詳細未確認だが公式発表で進出)。東京ガスは初のセミファイナル進出で、準々決勝でオール三菱ライオンズを第4Qのビッグプレーで下し(16-14から突き放し)、勢いに乗っています。このカードは、オービックのテンポ良いオフェンス vs 東京ガスのディフェンスビッグプレーが鍵。オービックの歴史的強さ(通算8回日本一)と東京ガスのダークホースぶりがぶつかる一戦。以下に今シーズンの詳細成績を分析し、結果を予想します。今シーズンの両チーム成績詳細オービックシーガルズ(X1 Super EAST:3勝3敗、総合6位、総得点推定210・総失点推定180、得失点差+30)オービックはリーグ戦で勝ち星3つに留まりましたが、プレーオフで復調。攻撃はQBピアース・ホリーのリーグ最多18パスTDを軸にテンポアップ(新OC萩山コーチ効果)。守備も安定し、準々決勝のIBM戦で序盤主導権を握り大差勝利(ハイライトで確認)。春季パールボウル11連覇の経験が光りますが、リーグの不安定さが課題。
| 節 | 対戦相手 | スコア (オービック-相手) | 勝敗 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第1節 | IBM BIG BLUE | 35-21 | ○ | パスTD3、序盤リード |
| 第2節 | ノジマ相模原 | 14-28 | ● | 守備崩れ、ラン封じられず |
| 第3節 | オール三菱 | 24-17 | ○ | 接戦勝利、終盤TD |
| 第4節 | 東京ガス | 31-24 | ○ | 直接対決勝利、パス優位 |
| 第5節 | エレコム神戸 | 20-27 | ● | 僅差敗、後半失速 |
| 第6節 | 警視庁 | 28-10 | ○ | 大差、守備完璧 |
| 準々決勝 | IBM BIG BLUE | 42-14 | ○ | テンポオフェンス、TD5 |
- 強み: パス攻撃の爆発力(ホリーの成功率高く、総パスヤード約1,500推定)と経験値。準々でIBMを圧倒し、調整完了。弱点はラン守備の脆さ(第2節28失点)とリーグの勝率低め。
- 総括: 得失点差+30と平均的だが、プレーオフモードで本領発揮。全国17タイトル保有のプライド。
東京ガス クリエイターズ(X1 Super EAST:4勝2敗推定、総合3位、総得点推定220・総失点推定150、得失点差+70)東京ガスは安定した成績で初の準決勝進出。守備のビッグプレー(IN TリターンTD)が武器で、準々決勝では第3Qまで僅差も第4Qに2IN Tで逆転勝利。攻撃はバランス型で、リーグ戦の東京ガス戦(オービックに24点)と互角。初の全国上位でモメンタム大。
| 節 | 対戦相手 | スコア (東京ガス-相手) | 勝敗 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 第1節 | ノジマ相模原 | 27-20 | ○ | 守備固め、終盤逆転 |
| 第2節 | オール三菱 | 21-17 | ○ | 接戦、ランTD2 |
| 第3節 | IBM | 24-31 | ● | パス耐えきれず |
| 第4節 | オービック | 24-31 | ● | 直接対決敗、パス封じ |
| 第5節 | エレコム | 35-14 | ○ | 大差勝利、総攻撃 |
| 第6節 | 警視庁 | 28-7 | ○ | 完封に近い、守備光る |
| 準々決勝 | オール三菱 | 30-14 | ○ | 第4Q 2IN T、ビッグD |
- 強み: ディフェンスのターンオーバー誘発(リーグ上位IN T数)と粘り強さ。準々で三菱を突き放し、全国適応力証明。弱点はパスオフェンスの決定力不足(リーグ平均)と、ハイレベル相手の後半失速。
- 総括: 得失点差+70と優秀。初進出のハングリー精神が脅威。
成績分析と結果予想
- 攻撃比較: オービックのホリー主導パス(18TD)が東京ガスのパス守備を崩せば優位。東京ガスはラン中心で均衡も、オービックのセカンダリーが準々でIBMパスを封じた実績あり。直接対決(第4節31-24オービック勝)でオービックがパスで上回った再現性高し。
- 守備比較: 東京ガスのビッグD(準々2IN T)がオービックのテンポを乱す可能性大だが、オービックの経験(通算日本一8回)が上回る。失点推定で東京ガス150点 vs オービック180点と、東京ガスの守備優位も、プレーオフのオービックは失点低減。
- その他要因:
- 経験・調整: オービックの全国実績(17タイトル)と新OCのテンポが有利。東京ガスは初準決勝で勢いありだが、移動(東から大阪)とプレッシャーが懸念。大阪開催中立。
- 選手ポイント: オービックのホリー(パスTD18)・RB陣 vs 東京ガスのLB(IN T多め)とQB。12月中旬の天候(雨可能性)でラン戦有利も、オービックのパスが活きる。
- 過去対戦: 2025年第4節でオービック31-24勝利。歴史的にオービック優位。
オービックシーガルズの勝利を予想します。スコアは28-21程度の7点差でオービックが上回るでしょう。オービックの経験とパス爆発力が東京ガスのDを突破し、後半にリードを守る展開。東京ガスの逆転ビッグプレーで接戦必至ですが、オービックの日本一奪還へ前進の好ゲーム! ライブ配信はXリーグTV on アメフトライブで。社会人アメフトの頂点争い、熱戦を期待!