NHK党(n国党)のスラップ訴訟疑いのまとめ

NHK党(正式名称:NHKから国民を守る党、党首:立花孝志)は、結党以来(2013年)、批判者や元支持者に対する名誉毀損訴訟を多用し、言論封殺の意図が疑われる「スラップ訴訟」を繰り返してきました。特徴は、党首の立花氏が自ら動画で「スラップ」と自認するケースや、支持者による全国同時多発的な提訴扇動(弁護士提供の雛形使用)。2025年現在、立花氏の逮捕歴(選挙違反)後も継続し、党の「反社会的カルト集団」イメージを助長。主な事例を時系列でまとめます。

主な事例(2019年~2025年)

  • 2019年:立川市議 vs. フリーライター(名誉毀損210万円請求)
    N国市議が、党の「危険な戦術」を指摘した記事の記述を「名誉毀損」とし、210万円を請求。千葉地裁松戸支部で敗訴(請求棄却)。裁判所は「スラップ訴訟の典型」と認定し、党の言論抑圧を問題視。立花氏側は「相手に勝ち目なし」と事前脅迫めいた発言で知られる。
  • 2020年:党首宅前街宣 vs. サーファーTAKASHI氏(共同不法行為提訴)
    黒川あつひこ氏の街宣配信を巡り、党が不法行為を主張。立花氏が動画で「スラップ訴訟」と自認。一審で久保田氏の居住実態を争点にし、党の威圧的手法が露呈。
  • 2023年:選挙ウォッチャーちだい氏 vs. N国党・立花氏(名誉毀損)
    党を「反社会的カルト集団」と評した投稿に対し、立花氏らが提訴。東京地裁で党敗訴(2025年判決)。裁判所は「逸脱した表現とは認められない」とし、党のスラップを「不当」と断定。ちだい氏は「言論活動継続」を宣言。
  • 2024年:大津綾香氏(みんつく党代表) vs. 立花氏・党員(全国同時多発スラップ)
    「反社会的カルト集団」投稿のリポストを巡り、党員数百名が福永活也弁護士の雛形を使い、地元裁判所で損害賠償請求。目的は「時間・金銭・気力を奪う」威圧。福永氏は動画で「地方裁判所出廷で相手を疲弊させよ」と扇動。控訴審(2025年1月予定)で「スラップ認定」濃厚。
  • 2025年:奥谷県議 vs. 立花氏(名誉毀損請求放棄)
    百条委員会関連の投稿を巡り提訴するも、第一回弁論直前に請求放棄。立花氏の「相手を消耗させる」戦術が失敗に終わり、党の信頼失墜を加速。
  • その他の疑い事例
  • 女性職員書類送検事件(2025年):党の違法行為を指摘した内部告発に対し、名誉毀損で報復提訴の動き。
  • 総額:数百件超、請求総額数億円規模。支持者動員で「マッチポンプ」型スラップが常套手段。

特徴と影響

  • 手法: 立花氏の「犬笛」(間接的攻撃指示)と福永弁護士の法的支援。勝訴狙いより、訴訟負担で沈黙させる。
  • 世論反応: X上で「許すまじ…党首・立花孝志は犬笛イジメとスラップ訴訟で批判封じ」と非難殺到。党員離脱加速、支持率1%未満。
  • 法的評価: 複数敗訴で「反社会的」との表現が名誉毀損不認定。NHK受信料不払い信者への督促状問題(2025年)も、党の無責任さを象徴。

日本保守党のスラップ訴訟疑いのまとめ

日本保守党(2023年結党、代表:百田尚樹、事務総長:有本香)は、急速な党員拡大(7万人超主張)の一方で、党内批判や外部指摘を「名誉毀損」とし、組織的訴訟を展開。NHK党の手法(福永弁護士関与)を模倣した疑いが強く、2025年現在、離党ラッシュ(河村たかし・竹上ゆうこ氏)と連動。主なターゲットは元党員・飯山陽氏で、総額4,300万円超の請求が「威圧目的」と批判されています。

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主な事例(2024年~2025年)

  • 2024年:河村たかし氏離党関連(脅迫・名誉毀損疑い)
    議員会館内での激しい言い争い後、百田氏がペットボトル投擲・脅迫的言動。河村氏側が「暴力」と告発し、党が名誉毀損で反撃の可能性がある。福永弁護士の影が指摘され、「スラップの布石」との声。
  • 2025年:飯山陽氏 vs. 党関係者(8件の大量提訴、総額4,300万円)
    党の「子宮摘出発言」(百田氏の過去発言引用)や「金儲け目的」「オウム真理教類似」などの批判に対し、党員・関係者が短期間で8件提訴。福永弁護士が「集団ではなく個別提訴で相手を疲弊せよ」と動画指導。請求額は半年で4,329万円、ターゲット固定で典型スラップ。傍聴で「無茶苦茶」との声。党側は「誹謗中傷放置せず司法」と主張も、X上で「立花孝志そっくり」と拡散。百田・有本氏の出演番組が党資源の私物化疑いと連動。
  • 2025年:川上量生氏(ニコニコ動画創業者) vs. 有本香氏(名誉毀損)
    党のNHK党類似を指摘した投稿に対し、有本氏が「無関係」と否定も、福永氏関与のリンク公開で炎上。総額未公表だが、「組織総出のスラップ」とのX議論。
  • その他関連事例
  • 「日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会」結成(2025年10月):党の訴訟被害者支援団体発足、党を「SLAPP訴訟の抑圧」と糾弾。
  • 総額:数十件、党費不透明運用批判もスラップ化。

特徴と影響

  • 手法: 党員100%が原告の偏り、福永弁護士のNHK党流扇動。公私混同(党HPで個人YouTube宣伝)も問題視。
  • 世論反応: Xで「ゲスすぎるスラップ」「百田完敗」と嘲笑。支持率0%(2025年調査)、離党続出で内紛加速。
  • 法的評価: 敗訴多発リスク高く、「言論の敵」イメージ定着。

両党の比較分析

項目NHK党(立花孝志)日本保守党(百田尚樹・有本香)共通点/相違点
提訴規模数百件、総額数億円(全国同時多発)数十件、総額4,300万円超(短期間集中)共通: 組織動員型、時間・金銭負担目的。相違: NHK党は支持者散発、保守党は党員固定的。
主なターゲット内部告発者(ちだい氏、大津氏)、メディア元党員(飯山氏、河村氏)、外部批評家(川上氏)共通: 批判封じ優先。相違: NHK党は「カルト」イメージ自覚、保守党は「名誉守護」名目。
弁護士関与福永活也(盟友、雛形提供・扇動動画)福永活也(疑い、飯山氏訴訟指導)共通: 福永氏の「疲弊戦術」共有。NHK党の失敗パターンを保守党が継承。
敗訴・影響複数敗訴(ちだい氏判決でスラップ認定)、党崩壊加速敗訴リスク高(飯山氏傍聴で不当指摘)、支持率0%共通: X拡散で「反社会的」烙印、離党連鎖。相違: NHK党は逮捕歴で自滅、保守党は内紛直撃。
世論/X反応「犬笛イジメ」「許すまじ」(Likes数千)「立花そっくり」「めちゃくちゃな訴訟」(Views10万超)共通: 「スラップじゃない」擁護も少数。保守分裂を助長。

両党とも「カリスマ依存」の新興政党で、スラップが内ゲバを悪化。福永氏の橋渡しで「奇妙な同盟」疑いが、保守層の失望を招いています。

今後の予想

  • 短期(2025年末): 保守党は飯山氏訴訟敗訴で党員減(予想20%減)、NHK党は立花氏再逮捕リスクで残党化。福永氏の関与露呈で両党「スラップ連合」批判定着。
  • 中期(2026年衆院選): 保守党分裂(河村新党合流加速)、NHK党消滅。スラップ法整備論(反スラップ法)が高まり、両党票散逸。
  • 長期: 成功率低(両党とも30%未満)。司法の「不当提訴」判決増加で、保守新党の「言論抑圧」レッテルが定着。自民離脱者の受け皿争いが激化し、政策議論の機会喪失を招くでしょう。
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