つながりAI株式会社(代表取締役:駒崎弘樹氏)は、2025年2月に設立されたインパクトスタートアップで、ミッションは「孤立をなくせ」です。生成AIを活用して、従来人手に頼っていた相談業務を効率化し、孤独・孤立対策を強化する事業を展開しています。特に、24時間365日対応可能な傾聴型AIチャットサービスを核とし、相談のハードルを下げ、深刻化を予防することを目指しています。

主な事業内容

  • 自治体向け「相談AI」
    住民の孤独・孤立、子育て、介護などの悩みをAIが初期対応するサービス。LINEやチャットで気軽に相談可能で、緊急性が高い場合は人間の専門家(相談員)にバトンタッチするハイブリッド型。
    人手不足の自治体相談窓口を補完し、早期発見・介入を実現。
    実証実験事例:
  • 藤沢市(2025年9月開始):約44万人の市民向け「つながりAIチャットふじさわ」。自殺予防や若者支援を重点に。
  • 奈良市(2025年5月開始):子育て家庭向け「AIと人のハイブリッド子育て相談」。妊産婦から子育て全般を対象に、AIが87%以上のメッセージに対応。
  • 学校・教育現場向け「友達AI」
    子どもたちのいじめ、不登校、自殺念慮などの悩みをAIが「友達」のように受け止めるサービス。スクールカウンセラー不足を解消し、子どもがポケットに「ドラえもん」のような存在を持てる社会を目指す。
  • 企業向け「同僚AI」
    職場での孤立やストレスを抱えやすい従業員(例: ドライバーなどの単独作業職)の悩みをAIが受け止め、危険信号を経営者に匿名レポート。離職予防に活用。
    実証実験事例:ココネット株式会社と連携(配送ドライバー対象)。

事業の特徴と狙い

  • 生成AI(主にLLMベース)を用いた傾聴型・寄り添い型の対話で、匿名・低ハードルを実現。
  • データは企業側で管理しつつ、プライバシー保護を重視(ただし一部で議論あり)。
  • 資金調達:2025年にエンジェルラウンドで約6000万円調達(投資家に松尾豊教授など)。開発加速と採用強化に充てる。
  • 社会的背景:日本の自殺者数や子ども・若者の孤独問題、相談員不足を解決するためのツールとして位置づけ。

公式サイト(https://tsunagari-ai.com/)やプレスリリースで詳細を確認可能で、自治体・企業との連携を拡大中です。新規設立のため、事業は実証実験段階を中心に進んでおり、今後本格導入が増える見込みです。

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