黒猫ドラネコ氏の「炎上」について

黒猫ドラネコ氏(@kurodoraneko15)は、スピリチュアルビジネス、疑似科学、陰謀論、反ワクチンなどを観察・批判するライターで、ニュースレター「トンデモ観察記」(購読者2万人超)や漫画原作『妻が子宮カルトに沼りました』などで知られています。2025年末に出版された共著本『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』(扶桑社新書)で一部の読者・ネットユーザーから批判を集めています。

この本の炎上の主な理由は、共著者に「選挙ウォッチャーちだい」氏(@chidaisan)が含まれていることです。黒猫ドラネコ氏自身が炎上したわけではなく、共著者の選定に対する反発が主で、X(旧Twitter)上で「ちだいと共著なんて買わない」「黒猫の記事は読みたいけど他の著者が嫌」といった意見が広がりました。黒猫氏はこれに対し、「排外主義の深刻さを訴えるため多様な人が共闘すべき」「読んでから批判しろ」と反論しています。

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共著者は陰謀論者か?

  • 本の共著者には黒猫ドラネコ氏のほか、ちだい氏、菅野完氏などが含まれています。
  • ちだい氏を「陰謀論者」と見なす意見の根拠は、主に福島原発関連の過去の発信です。
  • 2010年代に「福島で奇形児が生まれ、出生届が受理されない」といった情報を発信しましたが、後年本人も「言葉選びが不適切で検証不足だった」と反省を述べています。
  • 2023年のALPS処理水海洋放出時に、バスクリン動画(風呂にバスクリンを入れ、海水希釈の無意味さを主張する実験)を投稿。これが科学的に誤り(トリチウムの総量・濃度・生体濃縮の誤解)と指摘され、「デマ拡散」と批判されました。宮台真司氏が絶賛したことでさらに注目され、反発を招きました。
  • これらの発信は、反原発・反政府の文脈で党派的に行われたと見なされ、「陰謀論的」「風評加害」との評価があります。一方、ちだい氏支持者は「比喩として有効」「過去の反省を生かしている」と擁護。
  • 黒猫ドラネコ氏自身は陰謀論批判者で、参政党などの潜入ルポも行っています。共著は「排外主義・陰謀論の蔓延を止めるための共闘」と説明しており、ちだい氏を陰謀論者として扱っているわけではありません。

バスクリンちだいと福島関係のデマ拡散について

  • 「バスクリンちだい」はちだい氏の愛称(?)で、上記のバスクリン動画が由来。動画は処理水の希釈を「風呂の汚れが薄まらない」と例えましたが、科学的には誤解が多く(海の総体積、トリチウムの自然存在、基準値以下など)、デマとして広く批判されました。
  • 福島関係では、過去の奇形児関連発信や処理水反対の主張が「風評被害を助長」「反原発デマ」と指摘されています。能登半島地震時にも「渋滞がない」との報道がデマ扱いされた事例あり。
  • ただし、ちだい氏は選挙ウォッチャーとしてN国党批判などで評価される面もあり、全てを陰謀論者と一括りはできません。批判は主に原発・放射能関連に集中しています。

全体として、黒猫ドラネコ氏の炎上は共著本の著者陣に対する党派的な反発が主因。陰謀論・デマ問題は複雑で、視点により評価が分かれます。興味がある方は本やニュースレターを直接読むことをおすすめします。

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