パナソニックインパルスが、創部以来初の連覇を達成した。5季ぶりの日本一を狙ったオービックシーガルズに9-7。TDこそ奪えなかったものの、K佐伯真太郎(34)が3本のFGを決めた。就任2年目の40歳、高山直也ヘッドコーチ(HC)は早くも「来年も勝ちにいきたい!」と3連覇を宣言した。オービックは、前半の先制TDだけで封じられ、社会人Xリーグ同士の決勝になった21年以降では初の頂点を逃した。  パナソニックDBコックスが決めた。第4クオーター(Q)残り1分を切った最終局面。オービックの望みを断ち切る、QBホリーのパスをインターセプト。堂々のMVP獲得に「ビックリしたぁ。心臓、止まりかけた。来年3連覇」と全て日本語で喜びを語った。  創部50周年で9季ぶり5度目の日本一に輝いた昨季に続き、チーム史上初の連覇。立役者は34歳のベテランだった。日本を代表するKの佐伯が前半1本、後半2本のFGを成功させた。高山HCはTD0本のロースコアゲームを制し「真太郎で負けるのなら、悔いはなかった」と全幅の信頼を寄せ、接戦を勝ち切った。  リーグ1位の守備陣が「ほこたて」対決を抑えた。同1位オービックのパス攻撃を1TDに封じ、後半は0封。守備出身の高山HCも思わず「いやーグレート・ディフェンスでしょ。最高!」と絶叫で喜んだ。  社会人と学生の王者対決から2021年、国内最高峰Xリーグ同士の頂上決戦に変わって5季目。22~24年は3連敗した。早大OBの荒木延祥氏が一昨季限りで監督を勇退し、受け継いだ高山HCが「悔しさの結晶」をさらに磨き上げた。  消耗戦を制した指揮官は早くも野望を口にした。「ホッとした。最後の最後までホンマしんどい試合だったけど、来年も勝ちにいきたい!」。準決勝では24年まで3連覇を許した富士通を退けており、苦しくも盤石の1年だった。自信があるから、試合直後にV3を宣言できる。【木下淳】  オービックLB青根主将「守備が点を取られなければ負けるわけがない。そう副将のLB小西も言ってくれた。1本は取られてしまったけど、粘って粘って。社会人同士の決勝になってから3連敗(22~24年)の悔しさも乗り越えた連覇」  オービック 20-21年以来5季ぶり、現行制度では初の頂点を逃した。学生王者との対決だった前身を含めれば、通算11度目の日本一を狙ったが、あと1本が遠い。前半、本場米国出身のQBホリーから早大卒のWR佐久間に先制TDパスを通したが、その後はFGも、リーグNO・1のパス攻撃も不発。最後に痛恨のインターセプトを浴び、力尽きた司令塔は「攻守のラインは良かったけど、最後のところで得点する力が足りなかった」と悔やんだ。

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出典 日刊スポーツ

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