前向き(フォワード)から後ろ向き(バックワード)に切り替える動きは、
初心者〜中級者で一番最初につまずくポイントの一つです。
でも段階を踏めば誰でもできるようになります。
主に使われる2つの方法を、難易度順に説明します。
方法1(一番簡単・初心者おすすめ)
ツーフット・ターン(両足で回る) / スライドターン / ホッケー式シンプルターン
- 前向きでゆっくり滑っている状態
- 両足を肩幅くらいに開いておく
- 上体を少しだけ右(または左)にひねる(肩と腰を一緒に)
- 顎を肩の上に乗せるくらい強く後ろを向く(これ超重要!)
- 同時に膝を軽く曲げて沈み込む
- つま先を少し浮かせるイメージでかかと側に重心を移す
- 自然と体が後ろを向いて、両足で後ろ向きに滑り出す
ポイント
- 最初はほとんど「首を振って後ろを見る」だけで回る
- スピードは超ゆっくりでOK(むしろ遅い方がやりやすい)
- 腕は前に出してバランスを取る(胸の前で軽く握っても良い)
- 失敗してもいいので「後ろを向く勇気」を最優先
方法2(少し慣れてきたら)
ワンフット・ターン / モホーク / クロスオーバー入りモホーク
- 前進しながら片足(例:右足)を後ろにスライドさせてクロスさせる
- 左足で押して右足に体重を移す
- 右足に乗った瞬間に上体を後ろに開いて後ろ向きになる
これはフィギュアのフォワード・モホークやホッケーのオープントランジションに近い動きです。
最初はかなり怖いので、方法1を完璧にしてから挑戦してください。
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効果的な練習順序(おすすめステップ)
- まず後ろ向きでまっすぐ滑れるようになる
- 壁を持ちながらハの字バック(バックひょうたん)
- 壁を離れてCカーブバック
- ストレートバック(スネーキング)
- 後ろ向きストップ(Tストップ)を覚える
→ 後ろ向きになっても怖くなくなる - 前向き→後ろ向きの練習(超低速)
- リンクの端っこで壁に近いところ
- ほぼ止まっている状態から「首を振って後ろを向く」だけを10回
- 少し進みながら同じ動き
- 徐々にスピードを上げていく
- 円を描きながら練習(ラッセルターン風)
- 大きな円を描きながら常に同じ方向(例:リンクの片側)を見続ける
- 自然と前→後・後→前の切り替えが必要になる
- スピードを出してやる(最終段階)
よくある失敗パターンと対策
| 失敗パターン | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 途中でバランス崩して転ぶ | 目線が下or前を見たままで回る | 絶対に後ろをしっかり見る!顎を肩に乗せる |
| つま先が引っかかる | つま先重心のまま回ろうとする | かかと側に体重を意識的に移す |
| 怖くて体が開かない | 恐怖心 | 超ゆっくり・壁近くで何十回も繰り返す |
| 後ろ向きになった瞬間止まる | 後ろ向きの重心位置がわからない | 後ろ向きの基本姿勢を先に完璧にする |
YouTubeで「フォアからバック ターン」「forward to backward transition」「ツーフットターン アイススケート」で検索すると
日本語・英語ともにすごく良い動画がたくさん出ます。特に「大須スケートリンク」のシリーズは初心者に優しいです。
最初は「後ろを向くだけ」でいいんです。
そこさえ克服できれば、あとは何とかなりますよ!
がんばってください〜!
(転ぶのは普通なので、プロテクター着けて怖がらずに挑戦してみてね)
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