この秋、ハンガリー、ブダペストを旅行して見ませんか?紅葉の街を散策しましょう。
ブダペストのドナウ河岸、ブダ城地区、及びアンドラーシ通りはブダペスト市街で世界遺産に登録された場所です。どれも一見の価値のある場所ばかりです。そのブダペストの街並みの中でもひときわ美しい建物である、ハンガリー国会議事堂を紹介します。
ブダペスト旅行2018秋はハンガリー国会議事堂から
ブダペストの見どころ、歩くところの一番おすすめなのが街の真ん中を流れるドナウ川の川沿いのエリアです。
ハンガリー国会議事堂は、ブダペストのペスト側、ドナウ川沿いのコシュート・ラヨシュ広場に1904年に建てられたネオゴシック様式の建物です。左右対称のファサードで、中央にドームを持つデザインで、長さは268m、ドームの高さは96mです。ブダ側のドナウ川岸、もしくは王宮の丘からの見るとその美しさがわかります。夜はライトアップされてまた違う趣きを味わうことができます。
そして、その建物の内部もまた豪華絢爛であり、一見の価値があるスポットです。
ハンガリー国会議事堂へのアクセスについて
ブダペスト地下鉄2号線のKossuth Lajos térで下車、もしくトラム2番,2A番線のKossuth Lajos térで下車したら目の前にあります。
また、ブダペスト西駅からは歩いて10数分の距離です。
ハンガリー国会議事堂の見学について
ビジターセンターの営業時間は、4月から10月までは8時から18時、11月から3月は8時から16時です。
入場に関する一般情報と注意事項は以下の通りです。
ガイド付きツアー以外では見学することはできません。所要時間は約45分です。写真撮影は王冠のあるドームホールは禁止されていますが、それ以外は可能です。
ドレスコードとしてはハンガリー国会の尊厳を守るため、適切な服装をして入場しないといけません。また、行動への注意事項が列挙されておりますが、騒音を立てたり座ったり寝転がったいしない、といった常識的なことと、政治的なアピールは厳禁、特に全体主義的なアピールや旗を振ったり威圧的な振る舞いをすることは絶対しないでください。飲食も禁止です。また、警備員や係員の指示には必ず従ってください。
ハンガリー国会議事堂のチケット入手について
国会議事堂の北側の端にあるビジターセンターで当日券を購入する場合において、最新の入場料金は、EUの市民の見学料は成人が2400HUF、6歳から24歳が1300HUFです。EU市民以外は成人が6000HUF、6歳から24歳が3100HUFです。
なお、6歳未満は市民権を問わず無料です。
チケット購入時にパスポートの提示が求められました。購入は現金またはクレジットカードで可能です。
ハンガリー語以外も7カ国のガイドツアーがありますが、日本語はありません。
英語でのツアーの場合は英語のガイドツアーの開始時間が、10.00, 12.00, 13.00, 14.00, 15.00 となっており、所定人数になると後の時間を選択しないといけません。
ツアーチケットはオンライン予約が可能ですが、サイトはこちらhttp://latogatokozpont.parlament.hu/enです。また、日本の旅行代理店のサイトからチケットを予約することもできます。
私は午前中に直接チケット売り場に行って、一番早いツアーに申し込みましたが、1時間くらい待つことになりました。ご注意を。
ハンガリー国会議事堂の見学ツアー体験記
まずは入り口でセキュリティーチェックがあります。ガイドさんの声が聞こえるイヤフォンを使って説明を聞きながら進んでいきます。英語はわかりやすい発音でした。建物の内部は、壁も天井、窓に至るまで非常に凝った造りとなっております。
建物内部には彫刻、絵画類も多数設置されております。大階段や議事堂の豪華さに目を奪われますが、一番の見所は、ドームホールにある、西暦1000年から950年間にわたり継承されてきた聖イシュトヴァーンの王冠です。そこでハンガリーの歴史の悠久な流れを感じましょう。
非常に中身の濃い45分間でした。
ハンガリー国会議事堂近くのカフェについて
国会前広場の南側に面しているカフェ、Szamos Caféは一番最寄で、人気のケーキやマジパンとコーヒーを楽しめる店です。ランチもお手ごろ価格でボリュームがあります。チョコレートのお土産も忘れずに。
Szamos Café
Kossuth Lajos ter 10.,
Budapest 1055, Hungary
まとめ
ブダペスト観光は秋がおすすめです。ハンガリー国会議事堂は、ドナウ川の反対側から見るだけでも素晴らしいですが、やはり見学ツアーで内部を見て回ることをお勧めします。世界で最も美しいと言われている国会議事堂を自分の目で確かめてください。