ポスト安倍晋三の日経新聞世論調査。一位は誰？菅義偉氏枝野幸男氏、世代男女別の結果は？

現在、自民党の長期政権が続いております。そして、安倍晋三内閣は５割を超える支持率を得ています。
このままいくと、彼が首相在職期間の歴代トップに立つ勢いです。

そして懸念は、誰が彼の後を継ぐか、という問題です。
自民党総裁として、安倍晋三氏の再選を可能にするかどうかの自民党の判断の根拠は、世論次第ともいえるでしょう。

ポスト安倍晋三の日経新聞世論調査結果。一位は誰？菅義偉官房長官、枝野幸男氏は？世代別、男女別の結果についてまとめました。

ポスト安倍晋三の日経新聞世論調査。一位は誰？菅義偉官房長官は？

日本経済新聞社の世論調査で、次の首相にふさわしいのは誰かを聞いたところ、自民党の安倍晋三首相（総裁）と小泉進次郎氏が23%で並びました。

安倍氏は前回昨年10月の調査から９ポイントの上昇です。
一方、小泉氏は前回から８ポイントの下落です。

3位は石破茂元幹事長で11%でした。彼も前回調査から１０％の下落です。

昨年から今年にかけての小泉氏、石破氏の言動行動がこのような評価を招いたということになるでしょう。

一方、安定した政権運営から、安倍さんの次の総理も安倍さんで、という意見が上昇してきております。
今後も目が離せません。

３位以降ですが、4位は菅義偉官房長官の7%で2018年10月の前回調査の2%からの上昇です。
令和の象徴ともいえる政治家となりました。
また、マスコミとのやりとりの安定さも評価されているのでしょう。

野党第1党・立憲民主党の枝野幸男代表の人気は？

今回の、次の首相にふさわしいのは誰か、という世論調査において、野党第1党・立憲民主党の枝野幸男代表は5%で5位という結果となりました。

これは、なかなか厳しい数字と言えそうです。

５位以降ですが、
６位　河野太郎外務大臣　４％　前回も４％で、人気も頭打ちの可能性があります。
７位　岸田文雄氏　３％、前回６％で、このまま忘れ去られる可能性もあります。
８位　小渕優子氏　１％　前回０％、女性宰相という期待をかける人材がこの人だけということになったという事でしょう。
９位　茂木敏充氏　１％
１０位　加藤勝信氏　０％

日経新聞世論調査結果の方法について

今回の世論調査は、以下のような質問で、10人の中から1人を選択するという方法でした。

2018年9月の自民党総裁選直後に実施した前回調査では「安倍首相の党総裁任期は21年9月までです」と示した上で質問した。今回は任期に触れていませんが、安倍首相をあげた人は前回は9%から２３％への上昇です。

内閣支持層別の世論調査結果について

安倍内閣支持層でみるとトップが安倍首相の41%という結果でした。
2位が小泉氏の21%、3位が菅氏の9%でした。
不支持層では1位は小泉氏の28%で2位は石破氏の18%、3位は枝野氏の10%でした。
不支持層でも野党第一党はトップにはなれないというのが現状です。

世代別の世論調査結果について

世代別の調査結果は以下の通りです。
この調査では、若年層ほど安倍首相を選ぶ傾向が見られます。
18～29歳での支持は安倍首相が44%でトップでした。
2位が小泉氏の15%、3位が菅氏の10%でした。

若手の旗手として小泉氏が若者に評価されている、ということはなさそうです。

そして現実的に、60歳以上の支持は小泉氏の25%がトップでした。一方、安倍首相が16%、石破氏が15%で続きました。
高齢者層は安倍氏の人気が相対的に低いのが特徴です。

これら世代間の安倍首相の人気の差に関しては、インターネットでの情報蒐集世代と新聞テレビ世代、現在の政治動向経済動向と人生との関わりがダイレクトである世代と、定年退職者が多い世代との違いなどが指摘されています。

男女別の世論調査結果について

そして、安倍首相の人気の男女差も指摘されています。
男性に人気が高く、女性では相対的に低いのが特徴です。

今回の調査でも、男性では1位は安倍首相の25%、2位は小泉氏の22%、3位は石破氏の13%でした。
一方、女性は小泉氏の24%が最多で、安倍首相が21%、石破氏が9%で続いた。

まとめ

ポスト安倍晋三の日経新聞世論調査。一位は誰？菅義偉氏枝野幸男氏、世代男女別の結果についてまとめました。
今後も同様の調査が繰り返されると思われますが、安倍氏続投待望論がどれだけ盛り上がるのかが注目です。

出典
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO44698030S9A510C1PE8000

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