年賀状という風習は日本に根強いですが、もうその煩わしさと手間から逃れたい、とお考えの方も多いと思います。
来年度から、年賀状のやり取りはやめよう。
そう決意しても、今まで長年やり取りがある人、上司など、具体的にやめる方法はきちんとしないといけませんね。
年賀状をやめる方法、そのための挨拶文の例文、寒中見舞いの場合をまとめました。
年賀状をやめる方法
では、辞めたいと言っても一切出さなければいい、というわけにはいきませんね。年賀状をやめる方法は相手と自分との関係で変わってきます。
1、 そもそもここ数年、年賀状だけのやり取りだけの関係で、人間関係が途絶えてもいい相手の場合、もしくは縁を切りたい相手。
この場合は、自然消滅、という形でいいでしょう。すなわち、年賀状を書かない、連絡もしない。そうすると、向こうも察して年賀状のやり取りはなくなります。
2、 今後とも仲良く付き合あわなければいけない関係で、人間関係が今後も続く場合。
この場合は、自然消滅、というわけにはいきません。
こちらから、年賀状という風習を辞める、という意思を伝えないといけません。
さらに、この人たちも、職場の上司など、本来の日本のいままでの文化では出させねばならない相手に対してどうするか、というのは、確固とした決意が必要ですね。
もし、仕事の一環、挨拶の一環と割り切るのなら、いままでどおり出すしかないでしょう。
上司も含めてもう辞めたいのであれば、それも一つの選択です。その旨を伝えましょう。
年賀状をやめるための挨拶文の例文
今後も人間関係が続く相手に年賀状を書くのを辞めたい場合、それを事前に相手に伝える必要があります。
その時期は、相手が年賀状を書く12月まで、遅くても12月初旬までにはするべきです。
もしくは、1月半ば以降に寒中お見舞い、という形で出すという方法もありますが、12月までに伝える方がすっきりしていいでしょう。
もし、仲がいい関係で日頃から話をする間柄であれば、直接口頭で、これからは年賀状は誰にも書かないことにしました、と伝えましょう。
もしくは、メールやラインでの会話で伝えてもいいですね。
一方、上司や日頃は会わない相手の場合は、普通のハガキに手書きで年賀状を今後はやめるという内容を書いて送る方法です。
その年賀状をやめるための挨拶文の例文ですが、
日増しに寒さが厳しくなってきましたが、お元気に過ごされておりますか?
誠に恐縮ではありますが、今後はどちら様にも来年より年賀状での年始のご挨拶は控えさせていただく事に致しました。
何卒御了承下さいますようよろしくお願い申し上げます。
○○様とは今後とも今まで通りお付き合いをさせていただけると幸いです。
メールアドレス :
時節柄、お体にはくれぐれもご自愛ください。
○○年〇月
年賀状をやめるための寒中見舞いの例文
もし、年賀状が来て、自然消滅という方法をとりたくない場合は、寒中見舞いを書いて今後は年賀状のやり取りはしないということを伝えないといけませんが。
寒中見舞いの例文
年始には年賀状を頂きまことにありがとうございました。
誠に恐縮ですが、一身上の都合により、どなた様へも年賀状による
年始のご挨拶を控えさせて頂いております。
何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。
時節柄、体調を崩されませんようご自愛ください。
○○年〇月
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まとめ
年賀状を辞めるというのも一つの選択です。その場合、人間関係を今後も維持したい相手には、事前にその旨を伝えておく必要があります。12月初めまでには口頭、メール、もしくは手書きのハガキで相手に伝えておきましょう。